Crecer FA(クレセールフットボールアカデミー)

岡山県瀬戸内市で活動しているスペインメソッドサッカースクール

指導論② 集団効率を上げる3つ機能と4つの要素

前回の指導論①集団と集団の特性の続きです。

 

集団を効率よく活動させるさせるためには、3つの機能が必要です。

その3つの機能とは

 

  • 目的を達成する機能
  • 集団の維持する機能
  • 集団と個人の育成機能

 

です。

この3つの機能を十分に発揮させるるために集団として以下の4つの要素を充足させていく必要がある。

 

要素①

個人と集団の目的と目標を明確にする。集団として共通の目的と目標を持つことが基本です。この基本理念が時間の経過による時代の変化や指導者やメンバーの欲求により不鮮明になると集団としての機能が低下する。

 

要素②

集団を形成、管理する組織構成を明確にし、メンバー同士(個人間)の仲間意識や相互作用を働かせ、効率的な運営を図るために、どのような組織が必要か定期的に検討する。

 

要素③

活動の企画、立案、展開を計画し、目的達成のための目標を適正に設定する。活動計画は、長期、中期、短期、平常時、臨時のものなどがあり、進捗状況や集団の状況、個人状況などを勘案し、実行修正していく。

 

要素④

集団としての行動基準とメンバー同士(個人間)のコミュニケーションと協力が必要。これらの行動基準が不透明な場合、能率が悪くなりばかりか、集団の存続自体が危うくなる。

 

以上が集団の3つの機能と4つの要素です。

 

 

 

CrecerFAでは、これらの構造を意識した取り組みを行ってきております。

集団としての目的は、サッカーにおいて世界基準の状況判断ができる選手の育成です。

そのために4つの優位性4つのサポート攻守における6つのアクション5つの基礎技術の向上を目標にしています。

そして、個人の目的を明確に意識してもらうために、最終的な目的の必要性やそのために必要な目標づくりを座学伝えております。

 

集団の形成管理では、選手それぞれに活動に必要な役割を担ってもらい、それぞれの選手が役割ごとに先頭に立つ環境を整えております。誰かに依存するだけの環境ではなく、選手同士が協力し合える環境を定期的に検討しております。

 

活動の展開では、長期的にはU-12までに必要な5つの基礎技術、個人戦術、集団プレー戦術の習得を計画し、年間単位、3か月単位、1か月単位の中期目標計画とそのトレーニングごとの短期計画を実践しております。体験者や新規加入選手などの進捗状況や個人差などの臨時修正も行いながら、集団としても個人としても成長できる環境を整えるよう心がけております。

 

行動基準では、3つの大切なことを新規加入選手や体験者が来るたびに指導者、もしくは選手から伝えるようにしております。

その大切にしていることは、言葉(声)自分が使っているもの判断の3つです。

 

言葉は、ピッチ上での言葉もそうですが、ピッチ外での選手同士の他愛もない話やトレーニングの話し合いなどのコミュニケーションです。

自分が使っているものとは、選手がサッカーするためにたくさんの人々がかかわってくれて、サッカーができていることを理解すること。それを深く理解していくことでその環境に感謝できるようになってほしい。

そして、CrecerFAで最も大切にしているのが判断です。判断とは、見極めることですが、法にのっとり判断することもあれば、吉凶を見極めることだったり、個人の価値観や一般的なマナーなどの基準を見極めることだったりします。CrecerFAは、良いことか悪いことかをピッチ上、ピッチ外で判断するように伝えております。

それが良い言葉か悪い言葉か、良い行いか悪い行いか。悪い行いをしたと気づいたら、どんな行いが良いか。そんなことを質問してどうしたら良いことなのかを選手に考えてもらっております。

 

集団と集団の特性、それらをより効率的に機能させるために必要なことを書いていきました。

これがすべてであるとは、断言できませんが、参考になることがありましたら幸いです。