小学2年生くらいまでの幼いころは、マーカー使ってドリブルとかやっていました。
その後U-15になるまで、ほとんどマーカードリブルしてませんでしたが、息子がサイドになってからレガテが必要になり、自主練の時は、またマーカードリブルやるようになりましたね。
長く並べてダブルタッチ反復とかではないですが、4~6個くらいで色んな入り方をしながらステップの方向転換スピードを上げるためにやっていたりします。
たぶんよく見るボールタッチがほとんどです。
必要そうなものを試合で見て考えてやっているだけなので。
と、まぁマーカードリブルのお話は置いといて、
息子の特徴は認知と判断です。というよりフィジカルも技術力もないので、それしかない(笑)
その認知と判断をより正確にするために自主トレをしてきたことがありますので、書いていこうと思います。
まず、CrecerFAでトレーニングしていた時期は、とにかく原理原則をやりました。
個人戦術とボールアクションの判断のところです。
それらを覚えて認知すべきところを知ると、なんとまぁ視るべき判断基準が多いことに気づきました。
個人戦術だけで、ボールとマークと目的の3つを最低でも見ないといけません。
そこに集団プレー戦術やグループ戦術、チーム戦術、ボールコントロール、ゾーンを足すとどれだけの判断基準を視る必要があるのか途方もありません。
ですので、それらを視る力と視て得た情報を整理整頓する力が必要だと感じました。
息子と一緒に考えながら、取り組んでいったのが、
目のストレッチとライフキネティックです。
目のストレッチは、ここで紹介されているパート1~6のような感じのことをやりました。当時はこんなトレーニング動画はありませんでしたので、調べながら、考案して取り組んでいましたね。
全部はやっていませんし、紹介されていない事も行っていました。
ライフキネティックでは、通常の自主トレと脳トレを組み合わせるダブルタスクトレーニングを基本として考えて自主トレしていました。
こちらもその当時は、動画も出回っていなかったので、調べて原理を理解して、考案しながら取り組んでいました。
例えば、リフティングしながら
肩を同時に前まわし後ろ回し。
肩を交互に前まわし、後ろ回し。
肩を片方は前まわし、逆は後ろ回し等。
のようにコーディネーショントレーニングの要素も入った感じですね。
その他には、リフティングしながら、自分の両手でじゃんけん(グーチョキパー)。
最初はあいこ。
次は右手が勝つように。
次は左手が勝つように。
できたら、パーチョキグーと逆回り。
両手同時に指を折って10数える。
できたら、右手だけ親指折った状態から数え始める。
両手の指先をそれぞれくっつけて、親指を前まわし、後ろ回しを10回ずつそれを小指まで順に行ったり。
あやとりをしながらだったり、
ルービックキューブをやりながらだったりでした。
リフティングではなく、リバウンド君を使ったりもしました。
リバウンド君だと、色んな課題をつけられて面白かったです。
ダイレクトで交互だったり、コントロールしてから蹴るとか、コントロールした足とは逆でける等。
ルービックキューブを動かすときは、背面で隠すっていうのもやりました。
その辺は、結構初見でも簡単にやっていたので、キャパ的にあまり難しくないのかもしれませんが。
足と手が違うことをしながら、それぞれ課題を持たせるダブルタスクに言葉で会話をしたり問題出したりもしました。
簡単な問題では足し算、引き算、掛け算、割り算ですね。
「1+1は?」
「2」
「×6は?」
「12」
みたいに。
その途中に違う質問いれて
「赤は英語で?」
そのまま
「÷3は?」
「4」
という感じです。
様々なタスクをこなす中でも記憶の一時保管場所である海馬への刺激も意識してトレーニングしていました。
やっているとだんだんダブルタスクも簡単にできるようになってしまうので、できるようになってしまうと脳への負荷がないので、脳のキャパを超えること考えてやっていきました。
また海馬の話が出たので、少しだけ書くと、海馬をトレーニングするときには、感情が乗ると効果的なので、このライフキネティックをやるときには、できないことをとにかく楽しんでやることを意識しましたね。
視る力と得た情報を整理整頓する力は確実についたと思います。
これをやり始めてから、個人戦術やボールコントロールでの判断は、しっかりとした優先順位でプレーしていると感じています。
もちろん優先順位の低いプレーを選択してしまう場面もありますが、私の感覚では少ないですね。
ただ技術アクションレベルが低いので、技術ミスが多いのが難。
一つ一つ課題をクリアしていきながら、息子のいいところは伸ばしてやりたいなと思います。
息子のいいところは、認知と判断ですので、それにレガテを判断できるだけの技術を身に着けて、攻撃のオプションを増やしていこうと思います。
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