コンセプト:認知
座学:個人戦術で認知するべきところと認知するタイミング
アップ
コーディネーショントレーニング
ライフキネティック
セッション1
3×3+1ポゼッション
目的、課題、制限あり
セッション2
3×3ポゼッション
目的、課題、制限あり
セッション3
4×4ポゼッション
目的、課題、制限あり
セッション4
ゲーム
レポート
今回のトレーニングは、認知にフォーカスしてトレーニングしていきました。
座学で話した内容は、個人戦術での認知箇所とタイミング、それによって使う攻守のアクションでした。
セッション1では、サリーダデバロンを探すトレーニング。個人戦術の判断をする為に認知すべき箇所をまず意識して行ってもらい、経過を見ながら、他に何を認知すべきかを伝えていきました。
サリーダデバロンを使おうとするのは、個人戦術アクションの認知だけでは足りないので、認知すべき事が増え、難しかったと思います。また、見てわかるだけではなく言語化する作業も入り、プレー強度が落ちる選手がほとんどでした。
こうした現象を見るとやはりライフキネティックは、必要だと感じます。
セッション2では、前回のトレーニングの復習です。これも個人戦術アクションをとりながらも、集団プレー戦術の要素が入るので、更に認知が難しくなります。一回で見る認知の量が必要となります。
セッション3では、セッション2の一つレベルアップしたトレーニングでした。更に認知の量が多くなり、頭がパンクしてフリーズする選手も出てきていました。が、経過するにつれて慣れてくる選手も出始め、円滑にポゼッションして、意図して前進する場面が見られました。
まだまだ、攻撃のオプションがあるので、来週までに頭の中を整理して、色んな攻撃のオプションを見つけてきてください。
ゲームでは、無意識的に認知する量が増えた事で、ゲームの進行が加速していました。
前進すべきところで前進し、再構築する場面で再構築していました。
ほとんどの選手が4つのサポートを適切に扱えていたと思いますし、パススピードも速く、ディフェンスが間に合わない状態を作り、確実に勝つ場面を作れていたのがとても良かったです。