この土曜日の公式戦は、内容も結果も残念なことになりましたが、次の日の高校生3年生とのトレマは、30分3本(A→B→A)やり、内容は打って変わってボールを握って繋いで、Aチームだけで言えば2-0、Bチームを含めると3-3でした。
1本目 A戦2-0
トレマの試合序盤も後ろの選手が、ロングボールを多用し、高校生相手にフィジカルで勝てるわけもなく、相手にボールを渡す展開でしたが、途中からボールを繋ぎ始めてから、ゲームが安定。
こちらが、多くボールを握る展開となりました。高校生もボールを握るスタイルでしたが、序盤以外は、こちらがやや優勢だったと思います。
ボールを握り始めて、息子の右サイドも機能。
息子に対してのアプローチは、かなり来てましたが、ギリギリの立ち位置からダイレクトやコントロールで剥がしまくり、そこから、ゴールに迫り、弾き出されたボールをアンカーの選手が逆足ながらもミドルで先制。
その後、相手のビルドアップミスでインターセプトしたエースがそのままミドルで追加点。
息子に対してのアプローチは、ことごとく剥がされるので、高校生は、息子に対してのアプローチをやめてリスクを回避したディレイに変更してきました。
ここから息子の力不足ですね。1対1のフィジカルで負けてる相手に対してのサイドからのレガテが勝てない。剥がしきれないままのクロスだったり、剥がしきれないままカットインから味方を使うプレーに終始しました。
最近取り組んでる課題ですね。
ただ剥がせなくても、中央へのカットインからの展開は、ゴールを匂わせる展開となりました。
一本目は、序盤以外は、チャンスもピンチもありましたが、チームが機能してましたし、結果も出せていて良かったと思います。
ちなみに息子は、ゴールエリア付近に飛び込んでのシュートで大ホームランを打ち、盛大に外してましたね。僕も思わず、笑ってしまいました。
2本目 B戦1-3
2本目はB戦でした。B戦と言っても相手はAのままでしたが。開始からかなり押し込まれ早々に点を入れられ、15分くらいで3失点。
ここからBチームの左インサイドハーフに息子が入りました。
そこから流れが明らかに変わり、
息子にボールが来ると、相手も後ろから、かなりの勢いでアプローチしてきてましたが、ギリギリを見極めての立ち位置からダイレクトやコントロールで剥がして前進する場面がかなり増えました。
そこから相手が対応を変えて、ディレイをしながらゾーン気味に守り始めてから、更に息子の良さが出ました。サイドに比べて、インサイドハーフは右も左も使えるし、ドライブもできるので、相手のポジショニングが悪いところに配給しながら、チームとして、良い形で前進できるようになりました。
と言っても危ない配球とコントロールミスでボールロストを1回ずつしてましたけど。
そして、右サイドバックだったか、右寄りにいたアンカーだったかから、前進のサポートの立ち位置を取っていた息子に斜めの速いパス
こんな感じからズバッとボールが出てきました。
前進のサポートで受けたのでマッチアップにはすでに買っている状態で前進のコントロール。
3対2の状態で相手のCBがコントロール間際を狙ってアプローチにきましたが、2タッチ目で、もうすでに左サイドにボールを渡し、大きいワンツーで抜け出し、
キーパーとの1対1を冷静に決め、息子、久々のゴール。
その後のスコアは動かずB戦は1-3。
3本目 A戦0-0
3本目A戦は、連戦のまま右サイドに入った息子は、色んなポジショニングを見せてくれました。立ち位置の意味を理解して、相手のやって来ることから答えを決めるプレーは、ほとんど間違いなく判断できていました。
そして、途中から右のインサイドハーフに入り、ゴールに絡む回数が増えましたが、決めきれずでした。
ペナルティアーク付近のバイタルで継続のサポートを使い、右から来たマイナスのボールを左に展開するところにコントロールし、パスフェイントから右アウトでレガテしてからのミドルシュートは、良い勝負の仕方だったと思います。
が、そのミドルは僅かにクロスバー左上を通過。
入ってたらお小遣いあげるレベルでしたね。
試合後に息子の話を聞き、
今日は、サイドもインサイドハーフも楽しそうだったね。
と、話すと、
「インサイドハーフはたまにやるから面白いんよ。ずっと中に入ってたら、やること多いし、疲れるし、サイドがやること少なくてええわー怒られることもないし。」
と、どういう基準でポジションを選んでるのかよくわかりませんが、とりあえず、楽しかったみたいです。
4本目 自チーム1年生とトレマ
高校生とのトレマの後、最後に自チームの1年生とトレマしてました。息子は右サイドバックをやりたかったみたいですが、却下されインサイドハーフに。
3年生はフィジカルコンタクトなしの3タッチ制限がかかってましたが、まぁいつも通りのプレーなので、特に問題なくプレーしてましたね。
約4本出ていたので、最後は、本当に惰性のようなプレー。
疲れ果てていましたね。
今回のトレマで息子に感じたこと
いつものことながら、フィジカルでは負けていたし、技術的にもまだまだ難がある息子ですが、判断が的確になってきました。立ち位置の意味を理解し、優先順位の高い答えを相手の行動に対して、きちんと判断できていると感じる場面ばかりでした。課題としているパススピードも少し上がっていると思いましたし、レガテからのシュートも課題にしてきましたが、しっかりと自主トレが反映されていて、とてもよかったです。
息子本人は、ボールをつないでの前進が楽しかったみたいで、ただただ上機嫌でした(笑)
さて、それはそれとして、地獄の期末試験が迫っています。
寝不足になると息子は、ポンコツになるので、一番行きたいチームの練習参加も控えていますし、睡眠と勉強時間と自主トレの時間としっかりと管理して、良い準備をしていこうと思います。