進路について息子は、代表監督にちょこちょこ伝えていましたが、取り合って貰えてるのか貰えてないのか分からない状態だったので、チームの三年生全員に個人面談する時間をとって頂けたことはチームに本当に感謝です。
個人面談
学校の成績
まず、開口1番聞かれたのは学校の成績。
直近の期末テスト、中間テスト、診断テスト、通知表の成績を聞かれました。
自慢じゃないですが、息子の成績はかなり低いです。診断テストも1年生の2学期から2年生の1学期終わりまでスペイン留学していたので、そこの範囲は、当たり前のようにできません(笑)
他の選手にも息子と同じくらいの成績の子はいたみたいで、その選手は「お前〜!」と、怒られてましたが、息子に関しては、「ま、まぁ診断テストは、1年生の範囲もあるから・・・い、1年生の範囲も入ってるよね?その辺は復習をね・・・頑張って」と、生暖かい諦めのエールを頂きました。
通知表も普通なので・・・あ、2はないです(笑)
人生設計と現実
息子は、人生設計において、プロサッカー選手で叶えたい夢や叶えた後のセカンドキャリア。プロになれなかった時のこと。それもダメだった時のことを既に考えていて、学校の勉強にあまり興味がありません。
高校はどうして行かなければいけないのか?最悪通信でも良い。とも考えているみたいで。
高校生活の苦楽やそれを共有できる友人は、後々良い思い出になるし、長い付き合いにもなると私的には思うので、それは伝えています。でも、本人が将来を見据えて取り組んでいることがあるし、時間は有限で期限もあるのでできることはサポートし応援していこうと思います。
進路
個人面談の内容から話がそれましたが、
次に本題の進路です。
進路に関しては、J下部、街クラブ、公立高校、私立高校から優先順位を決め、行きたいチームは何チームでも書いていいシステムでしたので、第一希望J下部(4チーム)、第二希望街クラブ(1チーム)。第三希望私立高校なし。第四希望公立高校なし。
と進路希望調査で出していました。
これ以外の進路も考えていますが、とりあえず、優先的な希望はこんな感じ。
その中のJ下部の優先順位もあり、優先順位が高い2クラブは、7月末で合否が決まり、以下2クラブは8月末で合否が決まるようです。
なので、当面は優先順位の高い2クラブへフォーカスして練習参加していきます。
優先順位の高い2クラブは、息子のプレーに合うクラブを選んだつもりです。
これを言ってしまうと息子の動画を見た方でサッカー事情に詳しい方は、息子の行きたいクラブは大体の予想はつくと思うので書きません。
優先順位の1番高いクラブは、既に練習参加(トレマ)済で、また、平日練習への参加をさせてもらえるようなので、可能性は残っていると思います。
もう一つのクラブは、今週末に3日間行ってきます。練習2日トレマ1日の参加予定です。こうして早速調整していただけるのはありがたいことです。
自分のプレーについて
進路希望のすり合わせが終わってから、代表監督が「他に何かある?」と終わりを迎えた時に息子から
「僕のプレーの中でJ下部から評価されそうなプレーはありますか?」
と質問。
質問にビックリしてしていましたが、代表監督から
「ポジショニング、体の向き、ファーストコントロール、それから特にカットインは、評価されると思う。」と色々と説明してくれました。ただそこには、話の流れからおそらくJ下部の評価は見る人それぞれで違うから分からないが、自分としては。というのが言外にあったように思いました。
それに続けて息子は
「J下部で評価されるために僕が改善したり身につけたり、やるべき事はありますか?」と質問。
「○○(息子)は、味方とのパスの連携を物凄く表現したいのが伝わってくる。それは、それで良いけど、そのパス選択肢が少ない時のキャンセル能力と状況を変えるプレーを身につけると良いと思う。それから、ビルドアップが詰まった時のローテションなどの主導的な発言などのコミュニケーションを自分から取り、自分が味方を動かす意識を持った方が良い。」とアドバイス頂けました。
説明をしてくれたのは、とても納得がいくもので、ファーストコントロールまでのプレーは、相手を見て判断し、適切なプレーで前進するが、その後のプレーで味方を探しているのは私も気になっていました。相手のラインが下がったり、味方のパスへの対応をとられていた時のプレーで自ら前進してシュートしたり、ドリブルでラインを崩してスルーパス出したり、ファーサイドのシュートゾーンへプレーしたりという選択肢が欠けていたので、その意識は持つべきだなと思ってました。
そして、ボールが来る前に主導的に味方を動かして、スペースを空ける使うの発言も息子的にチーム優先と思って躊躇っていたものでした。
息子自身は、スペースを空けるプレーで味方を引き入れたりパスを通りやすくしたりする事はできますが、味方がそういうことをしてくれる事はほとんどありません。チームで決まった動きとしてのローテーションは、外からコーチに言われたらやるくらいです。
それは息子も気づいていた事ですし、このタイミングで動き出してほしいとかスペースを空けてほしい。というところで動いてはくれないのです。
代表監督から「○○(息子)は、空けてほしいスペースを解っているがすごく伝わってくる。それをゲーム中にリアルタイムで発言して表現してほしい。そういう発言力はJ下部じゃなくても指導者は観ているから。」
と話がありました。
左足のロングキックも課題としてありましたが、すぐすぐに改善できるものではないから、すぐにできるのは、プレーの意識と発言。
この2つをやっていって欲しいとのことでした。
面談後にTM(トレマ)
トレマで課題を実践
早速、その日の強豪高校1年生AチームとのTM(トレマ)で、改善していきました。
前半は、相手にボールを握られてバック陣があたふたしてロングボール主体となっていましたが、後半は、落ち着いてボールが握れるようになり、ボールを受けるといつもの息子とは違うプレーが出てきていました。
いつものパスでの連携もあり、パスへの対応をしようとしている相手にパスフェイクからのドリブルでの打開からチャンスを作ったりとファーストコントロール以外でも相手の対応を見て判断し、適切なプレーを選択できるようになりました。
そして、相手がビルドアップに対応しようとして、センターの選手にマッチアップで対応してきたときに、左サイドにあるボールがセンターバックに返って来るタイミングで、「○○!抜けて!!」とボランチを抜けさせて、相手がそれに着いていったスペースを作って右サイドからセンターに入るプレーも数回見せてくれました。
TM後に代表監督から
「今日、個人面談で言ったことをすぐに表現できていました。いつもならパスで連携するところも相手を見て、キャンセルして状況を変えるプレーをしていましたし、味方を主導的に動かし、チームを円滑に回していました。相手の監督も絶賛していました。これが常にできるようになるといいですね」と息子のプレーの変化と成長を話してくれました。
J下部練習参加
第2希望のJ下部練習参加まで時間がありませんが、良いところは残して、課題となっているところは意識して改善し自分のものにしていけたらと思います。
左のロングキックは時間がかかりそうですけどね。