息子の武器は基本的に認知に支えられています。
その認知をどうしたら鍛えられるのかを考えて、日々トレーニングしてきましたので、それを書いて行こうと思います。
認知
外界にある対象を知覚した上で、それが何であるかを判断したり解釈したりする過程のこと。
経験や知識、記憶、形成された概念に基づいた思考、考察.推理などに基づいてそれを解釈、知る、理解すること。
知識を得る働き、すなわち知覚・記憶・推理・問題解決などの知的活動を総称する。
視覚認知機能
視覚によって得られる情報は6~7割と言われています。
この視覚機能を向上させようとする一番初めの機能である入力系の向上を考えました。
とにかく視覚から得られる情報を多くすること。
そのための基礎的な機能は何か?
それは、動体視力、眼球運動、瞬間視、周辺視です。
入力系の基礎機能
動体視力の能力を底上げするためには、眼球運動の能力を高める必要があります。
また、対象物以外を把握するための視野角度を広げることで、一つの視点でより多くの情報を得ることができます。
視覚から瞬間的に得た情報を正確に一時記憶する能力も必要となります。
視覚機能の入力系を鍛えていくと、視覚から多くの情報を得ることができるようになります。しかし、入力系を鍛えると情報量が多くなりすぎて、その情報を処理できなくなる現象が起きます。
1秒間に1つの情報を処理することができる脳に1秒間に3つの情報を与えるとどうなると思いますか?脳は、情報をどれから処理したらよいか混乱してしまうのです。
当アカデミーに通っている選手たちも身に覚えがあったりするかもしれません。チームの試合で雑な情報が多くなり、混乱して動けなくなります。
ですので、視覚認知機能の入力系を向上させると同時に情報を整理整頓する力を身に着けていかなければなりません。
それが視覚情報処理です。