Crecer FA

岡山県瀬戸内市で活動しているスペインメソッドサッカースクール

先週の福岡遠征

先週の息子は、金曜日の深夜に福岡に出発して土曜日の夜に帰宅し、日曜日の早朝から愛媛に遠征するというなかなかハードなスケジュールでした。

福岡遠征は、1試合してすぐに戻ってくるので、私は観戦にはいかず、妻とkiwajiのかき氷を食べに行ったりとゆっくりと過ごしたわけですが、愛媛は観戦に行きました。

 

 

福岡遠征

J下部とTM

結果0-5

結果だけ聞いて、ボコボコにやられて帰ってきたなー。

なぐさめてやるかー。

なんて思って迎えに行ってたわけですが。

返ってきた息子の顔は、疲れてはいましたが、結構晴れやかでした。

 

Aチーム同士のトレマでは、たぶん30分2本。

押されてはいたものの守備も機能し、攻撃も繋ぎながらしっかりと前進し、ゴールに行けていたようです。

後半の半ばくらいまで0-0だったと言っておりました。

最後、バテてアプローチが遅れ始めてから次々と失点し、あれよあれよという間に5点入れられたそうです(笑)

でも、チームが機能していた分、楽しかったようです。

 

息子の出来は?

息子に「サイドはどうやった?課題としてるプレーには前向きにチャレンジできた?」と聞くと、「俺、最近インサイドハーフなんよ。」

と。

最近、4-1-3-2のサイドが中に絞る形でやっていたので、

この図の右サイドが中に絞ったそれか?と思って聞いていると、

どうやら違うみたいで

4-1-4-1の右のインサイドハーフだったようです。

スペインに最終的に行くつもりの息子は、サイド希望で代表には伝えておりましたが、「今後のことを考えると、サイドもインサイドハーフもできた方が良い。」

ということを面談の時に言われていましたので、その時期なのかなーと勝手に思いました。

育成のことを思うと、その通りと思うので、息子のチームでの成長に関しては、代表やコーチにお任せ。

 

息子のインサイドハーフは良くも悪くもチームを機能させるプレーが多いので、ボールを右から左へ、左から右へと配給する役割に終始します。

案の定と言いますか、逆のインサイドハーフや同サイドハーフの選手に良い形で渡すことで、時間とスペースを与えて突破しやすいようにしてチームを機能させていたようです。

 

インサイドハーフでの役割をこなす

福岡の時は、ローテーションしなくても普通にプレーできたようで、インサイドハーフのポジションからあまり大きく動くことなく配給していたみたいです。

基本的にはそういうプレーが好きなので、楽しかったようですね。

 

守備もしっかりと機能したみたいで、攻守ともに充実していたようです。

守備時は、相手の中盤1人をわざと空けて、そこにボールを入れさせるように仕向けてアンカーがそこでインターセプトするようにしていた訳ですが、アンカーの選手が疲れてアプローチが間に合わなくなり、やられたようです。

もちろん前プレするタイミングが疲れでズレたり、自由にやらせてしまったりしたのも原因の一つだと思います。

 

佐々木則夫監督の澤システム

因みにこれは、佐々木則夫監督時代のなでしこジャパンがやっていた澤システム(自分がそう言ってただけ)ですね。

澤選手のボール奪取力と展開力を活かした斬新なシステムでした。

 

基本的にボールはサイドに追い込んで、ボールを奪いにいきます。

しかし、澤システムでは、ボールを中央に追い込みますので、かなり難しいです。

何故なら、サイドは中央方向しか横がありませんが、中央は左右の横が使えますので展開する選択肢が2つあり、逃げやすくなります。中央のプレスを剥がされた時が、大ピンチになります(笑)

しかし、逆にボールを奪えたら、展開が左右ありますので、大チャンスにもなります。

 

鬼システムを楽しむ

成功するかどうかは、前と中盤の追い込み方とアンカーのボール奪取力にかなり左右されますし、アンカーのアプローチを剥がされた時にはかなりピンチになるので、ペルムータでインサイドハーフがアンカーのカバーに戻っておかなければなりません。

つまり、インサイドハーフは、前プレに参加しつつ、ボールをあけた中盤に入れさせたら、アンカーのラインよりも下がるという鬼のようなシステムなんです。

そのリスクを背負った上でのリターンは大きく、カウンターもかなりいい状態で前進することができるんです。

 

ということで、かなり疲れるみたいですが、チームとしての連動やその連動が上手くいったときの手応えなどを感じられて、楽しかったようで良かったと思います。

 

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