Crecer FA

岡山県瀬戸内市で活動しているスペインメソッドサッカースクール

10月12日ラインの認知

コンセプト

ラインの認知

 

 

レーニング概要

アップ

体幹、股関節

 

セッション1

3×3+1ポゼッション

目的、課題、制限

 

セッション2

4×4+1ポゼッション

目的、課題、制限

 

セッション3

ゲーム

 

レポート

セッション1

3×1、3×2、4×3の状況変化の中で課題をこなして、目的を達成してもらいました。

3×1を突破出来ない選手も多数いましたが、基本となるラインと体の向きの理解をする事で、新加入選手も難なく3×1は突破できるようになりました。

理解が進んでる選手は、3×2の場面でも相手ラインによるポジショニングの調整とサポートによる解決行動をしっかりと判断できていました。

実際に体感した選手は、立ち位置の1歩の違いでこんなにポゼッションが楽になるのかと感じてくれたのではないかと思います。

こうしたボールを持っていない時に使う技術は、なかなか理解しないと難しいので、しっかりと意識してプレーして欲しいです。

 

セッション2

このトレーニングは、セッション1の続きであり、更に課題による目的達成の難易度が高くなったトレーニングです。

ポゼッション時のラインの確認やサポート判断等に加えて、前進するための条件と条件達成する時に、より有利な状態を作るためにはどうしたら良いか。

条件達成した後に目的をより完全に達成するためにはどうしたら良いかを考えてプレーしてもらいました。

このトレーニングも初めは、目的に向かう回数が少なく、ボールも落ち着く事が少なかったですが、ラインの話をして頭の中を整理してもらうと条件達成まで行けるようになりました。

その後の前進の場面で、より有利な状態を作るために前段階での意識する事、攻撃のオプションの作り方、ディフェンス側からの視点で間に合わなくなる状態の作り方を伝えていきました。

ボールを持っていない選手がきちんとした原理原則を理解して実践するだけで目的を達成する回数が劇的に変わりました。

できなかった事ができるようになる瞬間はいつ見ても嬉しいものです。選手たちもそうした喜びを感じてくれると嬉しいですね。

 

セッション3

ゲームでもラインの意識を持ったままプレーしてもらいました。そして、一つ制限を加えている事で、前進の流れからボールを止める事なくゴールまで行く意識を高めていきました。

サリーダデバロンから前進し、攻撃のオプションの増やし方を伝えて、ピッチ全て使ったプログレシオン(前進)で表現してもらいました。

 

全体的な強度も高く、攻守の切り替えも早く、新加入選手たちも活躍する場面があり、とても良かったと思います。