Crecer FA

岡山県瀬戸内市で活動しているスペインメソッドサッカースクール

10月26日サリーダデソナ

コンセプト

サリーダデソナ

 

レーニング概要

アップ

体幹、股関節

 

セッション1

アナリティックトレーニン

 

セッション2

3×3+1ポゼッション

目的、課題、制限あり

 

セッション3

3×3+1オレアーダ

目的、課題、制限あり

 

セッション4

ゲーム

 

レーニングレポート

セッション1

パスの強度、ボールがズレた時にどうにかする技術、ボールの置き所、セグンドパウ。

これらを意識してもらい、それぞれが高い強度で相互作用しあうように声をかけていきました。

まだまだ、強度の高いプレーは、ボールが大きくズレますし、受け手も置くべきところに置けずボールを止めるだけになっていたり、1タッチプレーもあらぬ方向へ飛んでいましたね。

結局、強度を高くすると、本当に必要な技術が習得できていないことに気づきます。

丁寧なボールしか良いところに置けないのでは、試合で使えないのです。必要な技術をしっかりと身に着けていきましょう。

 

セッション2

今回は、4つのサポートを意識するだけでなく、集団プレー戦術のライン間のバランス、ラインのバランス、サリーダデソナを意識してもらいました。チームを機能させるための行動と個人戦術の混合判断は、かなり難易度が上がります。

在籍年数が高い選手も思考が止まるほどでした。

認知としては、ボールの状況、担当の状況、自身の状況、目的の状況だけで良かったものが、味方の行動も認知することになり、倍の認知量となります。

そして、何を優先すべきなのかのオプションも増え、違う軸の判断を混合的に行うことの難しさを体感してもらいました。

 

セッション3

サリーダデソナをより精緻化された状況で実際に使えるか観察していきました。

このトレーニングは時間もあまりありませんでしたので、少しずつヒントを出しながら、どうすればよいか考えてもらいながらプレーしてもらいました。

色々と試行錯誤してくれていましたが、効率的なオプションは出ず終わりましたね。

でも、それでいいんです。選手たちが考えてやったことが成功であろうが失敗であろうが関係ありません。

「違うなー」とトライ&エラーを繰り返したことが、とても大切。

そのトレーニングが終わってから、簡単に大原則と判断基準を整理すると答えは分かったようです。

「単純だった。」「以外に簡単だった」という声も出ていましたね。

選手たちは、サッカーで使う動きばかりにとらわれていますが、その動きも判断して適切に運用することが大切なので、しっかりと判断基準を整理整頓して、優先順位の高いプレーを選択できるように頑張っていきましょう。

 

セッション4

ゲームでは、その日やったことが出るような環境づくりしていますが、今日はセッション3までに頭がパンクしている選手たちが多かったので(特に在籍年数の長いセンスたち)、通常のやり慣れている環境とシステムでゲームをしました。

最後は、楽しそうにプレーしていましたね。

強度も高く良かったです。