トレーニング概要
アップ
体幹、股関節
セッション1
ボール回し
セッション2
3×3+1ポゼッション
3グリッド
目的、課題3つ、各シチュエーション制限あり
セッション3
3×3+2ポゼッション
目的、課題、制限あり
セッション4
ゲーム
トレーニングレポート
セッション1
ボール回しでは、脈を徐々に上げながらマックスまで上げていきました。
それぞれ決められた動きの中で、判断することを設け、基礎技術と強度を上げていきました。
その後リフティングでリカバリー。
セッション2
3グリッドでのポゼッションで、各シチュエーションごとの課題と制限をクリアしながらゴールを目指してもらいました。このトレーニングの前に予め簡単に必要になる技術を考えてもらいました。
トレーニングをやっていく中で気づいたこと、必要になる技術を敵味方関係なく相談し合い、あーでもないこーでもないと意見を出しながら、必要な技術をしっかりと導き出してくれました。
また、それを在籍年数が長い選手だけで納得するわけではなく。
しっかりと新加入選手へも細かく伝え、チームとして年上年下、上手下手関係なく機能させている姿を見て、感動しました。
セッション3
CrecerFAでは、オーソドックスなトレーニング。
このトレーニングでは、きちんと精緻化され、出したい現象がしっかりと出るので、トレーニングしたことをゲームに近い形で経験できます。
狙いどころはとてもよくディフェンスが、前プレをかけられないプレーをしっかりと選択し、ポゼッションしやすい状態を作れるようになってきました。
また、前プレをかけても緊急時のサポートと三人目のサポートで回避する回数も増え、今回のトレーニング効果を実感できました。
これも在籍年数の長い選手たちが、チームをオーガナイズし、機能させてくれたからです。
セッション4
ゲームでは、サリーダデバロンからの前進が上手くいかなくなっていました。
これは、セッション3のトレーニングでディフェンスがオフェンスの動きに慣れたことで、プレス、カバー、ペルムータがスムーズになっていたこと。
戻りが早くなったこと。
プレスにいかない時のゾーンプレスでスペースを消されたことでした。
前進すれば奪い取られる状況を作られ、焦れてそのまま突っ込み、カウンターを貰う。
制限があり、単発ではカウンターが成立せず、相手の戻りが早いからボールを奪われ、カウンターを貰う。
という繰り返しになっていました。
この辺の判断は、トランジションのカウンターと再構築に分類されます。
カウンターが成立している場面がどこまでなのかを把握し、成立しなかったときの再構築の判断をできるとよかったですね。
そして、今回、一番の問題のサリーダデバロンでの前進が上手くできない場合の解決策を考えれるようになっていきましょう。
CrecerFAでは、サリーダデバロンの原理や個人戦術の判断基準をお互いが知っているので、1手先2手先がどちらも見えてしまいます。
そこがヒントとなります。
答えは、一つではありません。
是非選手たちには、この問題を自分たちで解決してほしいと思います。