Crecer FA

岡山県瀬戸内市で活動しているスペインメソッドサッカースクール

戦術的対応に弱点をさらけ出したTRM

 

土曜日のTRM概要と結果

40分×3本
  • 1本目0-0
  • 2本目4-0(左サイド20分出場)
  • 3本目1-0(左サイド40分出場)

だったかな?

 

1本目はスタメン組でしたね。

息子は、2本目の半分から出場。

本当にちょうど半分くらいでしたね。

 

 

左ウイングでの出場

いつもの左ウイングでの出場でした。

しかし、今回は、あまり調子がよくはなさそうでした。

 

うーん

なんとういうかボールが足についてない感じと言いますか。

 

 

そもそもボール配球のリズムが悪かったのもあります。

 

左のサイドバックの選手からのボールがこのTRMの間に2本くらいしか配球されていません。

調子が悪いなーという時でもボールを受けつつリズムを作っていく息子は、正直ずっといまいちなままでしたね(笑)

 

それでも、カットインからのシュートや、デスマルケ・ルプトゥーラ等の判断は良かったと思います。

ただその裏抜けも縦と斜めに走る判断がちょっと悪かった様に思います。

 

この辺は、コーチからも指摘があり、判断基準を与えてくれて、ありがたかったですね。

 

 

サイドバックから配球が少なかった原因は?

サイドバックからのボールに言及すると、息子の取るアクションについては、悪いとはあまり思いませんでした。

 

「え。これも出ないの?」

 

という場面が多く左のウイングが死んでる時間がものすごく長かったです。

もしかしたら、相手が縦切りをしていたのかもしれませんが、遠かったのでよく分かりませんでした。

 

逆に右サイドバックは、右のウイングに簡単に当てての展開が多く右のリズムがとても良かったですね。

 

右サイドのリズムが良かったので、右側にボールが集まっていたのもあるかもしれませんが。

 

 

ということで、息子がボールに触ったのは、半分ルーズボールや守備からの回収と、後はインサイドハーフボランチセンターバックからの配球でした。

 

 

 

オリエンタードかな?

おそらく原因は、左サイドバックの体の向きですね。

ボールを受ける際の体の向きが、中央向きになっていて、そもそも左ウイングにボールを配球するには、持ち直さないとボールを出せない状態になっていて、プレースピードが遅くなり、息子が継続側に落ちて、一瞬フリーになっても欲しいタイミングでボールを受けれないという現象が起きていたんじゃないかと。

 

体が中央向きだから、結局ボールを出す先が、CBにボールを戻すか、中央の左インサイドハーフへの配球が多くなっていたんだと思います。

 

 

余談

さて、体の向きの話が出たので、ちょっと余談を書いていくと、うちのチームもそうですが、日本でボールを繋ぐチームのポゼッションが、スペイン風で止まる原因は、この体の向きが悪いことにあります。

 

いや、ちょっと違いますね。

体の向きを取れない立ち位置でボールをポゼッションすることが多い。

というのが、正確な言葉かもしれません。

 

その他にもスペラールする(ラインを超える)時に、人がラインに勝たずにボールだけ前進させるので、攻撃の選択肢がなくなっていく事や、スペラールする時の優先順位が同レーンの縦パスが優先的に選択される事で、逆に手数が増えて突破に時間がかかるという事。

 

後者の理由は、初めに指摘した体の向きが取れないポジショニングが原因ともいえますが。

 

このことは、また別の記事で書いていけたらと思います。

 

 

 

 

 

 

分かっている弱点をさらけ出す

今回の相手右サイドバックは、戦術的に選択肢を限定してくる選手でした。

しきりにGKとDF陣でコミュニケーションを取り、息子に対しては、縦だけに限定してきていました。

 

というのも、息子の出場直後に見せたカットインからのシュートや展開で、大きなチャンスを演出したからだと思います。

 

相手GKが「左サイドは縦に行かせて。」

と、何度も右サイドバックコーチングしていました。

 

 

もともと分かっていましたが、息子は縦へのドリブルは、あまり得意ではないです。

出来ないわけではないですが、縦に行った後の選択肢があまりない。

 

左のクロスの精度も低いです。

ですので、この辺は、左サイドに入るようになって自主練しているところです。

 

で、まだ、見れるようになりましたが、やはりこうして割り切って縦にだけ行かせると、息子の武器である選択肢を突き付けるプレーがなくなり、ただの精度の低いクロスマシーンと化すのです(笑)

 

 

一応、何度か惜しいクロスを上げていました。

 

 

これでも成長したなーとは、思っています(´・ω・`)

 

 

右のインサイドハーフをしていたジュニアユースでは、左足は、マジで飾りだったので(;´Д`A ```

 

割り切られて縦に行かされた時にクロスが上がると分かれば、それなりに守備側は対応できますからね。

 

何か良い選択肢はないですかね~?

(※良い案募集)

 

 

それはそれとして、課題は山積み

まず、前提として息子は、守備のリスクマネジメント(安全マージン)を取る癖があります。

特に逆サイドにボールがある時は、カウンターに備えて、左サイドバックが中央の守備に入れるように、ファーポストに戻る事を意識しています。

 

それ故に、ボールが上手く前進した時に、右サイドのクロスに対してエリア内に間に合わないことが何度かありました。

半分以上は間に合っていたと思いますが。

 

でも、今回は、エリアに間に合っていれば、1点という場面があり、その点はものすごく大きい反省点であり、課題でもあります。

攻守のバランスを取りつつ、前進した時にはエリア内に入ることができれば、もっと良くなります。

それをする体力も必要ですが。

 

 

 

まとめ

調子が悪く、判断やコントロールなどの精度が悪い割には、プレー内容はそこまで悪くはなかったです。

さいころから見ていて、好不調の波が激しかった頃からすると、最近は、悪くても安定してきている気がします。

これは、チームのサッカーが合っているからかもしれません。

 

課題は、変わらずですが、多少成長している部分もある。

ただ縦側に行かせるように割り切られた時のオプションを作るのは急務な気がしました。

 

後は、逆サイドにボールがある時のエリアに入っていく意識を高めること。

リスク管理は大切ですが、攻撃側のポジションにいるので、できるだけゴールを奪う方へ意識を持っていくように出来たら良いなと感じましたね。

 

U-16の大会がそろそろ始まるので、どうにかメンバーに入れるように頑張っていきたいですね。

 

ユースAに1年生が7人くらい上がっていますし、ユースBのスタメンも1年生がほとんどです。

かなり厳しいメンバー争いなので、難しいかもしれませんが(;´Д`A ```

 

まぁ、それはそれで、割り切って、やれることをやっていこうと思います。