Crecer FA

岡山県瀬戸内市で活動しているスペインメソッドサッカースクール

チームが機能しない。テンポが上がらない。プレーモデルが実現しない原因。

昨日日曜日は大阪の強豪校とのTRMでした。

息子は、13412と1442どちらともトップの一角でした。

 

一本目から調子が良く、判断力も高く、プレースピードも早かったです。

また、ボールを持ったプレーの勝負どころで相手に脅威を与えていました。

もっとボールを持つ機会があったら、良かったのですが、ボールがあまり入りませんでしたね。

まぁ仕方のない事です。

 

 

さて、そんな現状ですが、チームとして、機能していないなーと感じる事が多々あります。特にボールを回すテンポがビックリするほど遅く、同レーンでのプレーが多い。

プレーモデルとして、スペインのエコノメソッドを掲げるチームとしては、課題だと感じています。というかポジショナルなプレーをするなら改善すべきだと思っています。

その課題が起きるのは、何故なのかを意識しながら観戦していましたが、あーなるほどと、合点が行く声がけや選手起用を発見しました。

 

 

まずは、

①動くタイミング。

私は観戦しながら、息子の動くタイミングやアクションの判断、サポートの判断などを中心に見ます。

 

この時に息子のアクションが微妙に遅れていると感じる場面が多々ありました。

 

基本的に息子のサポートのタイミングは、スペインで学んだ事が根幹にあります。

認知のタイミングとアクションのタイミングは、ボールが転がったときです。

つまり、パスとしてボールを蹴った瞬間にボールの受け手は、一度前方や後方を認知します。

その時にその他の味方は、サポート等のアクションを起こします。

つまり、味方のアクションのタイミングとボールの受け手の認知のタイミングとが一緒になります。

 

ボールの受け手は、ボールをコントロールする(止める)時には、与えられた選択肢の中で正解の場所にボールを止めます。

所謂、コントロールオリエンタードです。

もしくは、ワンタッチでボールを正解に届けます(1タッチプレー・ダイレクトプレー)。

 

息子の動くタイミングは、ボールが転がっている時ではあるものの蹴った直後ではなく、ボールの受け手にボールが渡りそうな時に動き始めていました。

 

「あーワンテンポ遅れてるわー」と感じていましたが。

しかし、コーチから

「動くのが早い!」と言われていました。

 

動くの早いんかいっと心の声が漏れてしまいました(笑)

 

 

 

恐らくですが、指導として、ボールの受け手がボールを止めて、ルックアップした時に動くように言われているんだろうと。

なるほど。

 

テンポが上がらないのは、それでかと。

ボールホルダーは、ボールを受けてからルックアップし、選択肢を探して、持ち直して、プレーを選択する。

これでは、サイドチェンジをしても相手のディフェンスのスライドが間に合ってしまう理由もうなづける。

 

リーガのチーム(バルセロナを除く)は、何故、ポゼッションをできるのかと言うと、相手のプレスが間に合わないからです。

決して技術力だけが高い訳ではありません。

 

止めてから認知したり、動き出しているチームよりも、ボールが動いてるうちに動いたり、認知しているチームの方がプレースピードが早くなるのは当たり前の話です。

でも、ディフェンスは、先に動けないんです。何故なら、ファーストディフェンスが間に合わないのに他のディフェンスが先に動いたら、オフェンスに逆を取られたら負けが確定してしまうから。

だから、ポジショナルプレーが成立します。

 

そういう意味で、今のチームの方針だとテンポが上がらないからポジショナルプレーは難しいだろうなと。

これは、息子には、別の解決方法を考えなければなりません。

息子は将来的にはスペインでプレーを望んでいるので、このタイミングは忘れてほしくない。

なので、個人としてチームとして、解決するためにどうしようかなーと思案中。

とりあえず、コミュニケーションかな(笑)

 

 

②同レーンでのプレーが多い。

チームとして、ピッチを右から左まで使うような位置取りをしているにもかかわらず、同レーンでのプレーがほとんどを占めているのが目立つ。

特にセンターレーンにいる選手のほとんどが、ボールサイドか同レーンの縦パスばかりになっているので、逆サイドに試合に参加していない選手を作ってしまっている。

つまり、ボールの受け手が背後やブラインドサイドの認知が出来ていない。

と言う事です。

逆にディフェンスは、ボールを中心にゴールを守るので、全体でボール側にスライドしていますので、守りやすくなっている。

これがリレーショナルなプレースタイルのチームなら、それでも良いと思いますが、ポジショナルなプレーをスタイルにしているチームが、これをすると、ボール周辺は数的不利となります。

こうなると、誰かが個人技やフィジカルで剥がさないと前進できません。

ボールを失った時には、人数で負けてるので、特大カウンターを食らいます。

 

 

で、話は①に戻りますが、ボールを受けてから背後やブラインドサイドの確認をして、ボールを持ち換えていたら、相手のディフェンスもスライドが間に合ってしまいますので、サイドチェンジも成立しにくくなります。

なんなら、ファーストディフェンスが間に合ってしまい、その選択肢を選択させてももらえないという事にもなります。

やはりここでも認知のタイミングが改善できないと、この問題も解決できそうにないです。

 

中盤の事前準備のタスクって結構多いんです。

この辺を解決できたら、チームが機能し、右から左までピッチを広く使いながら前進できるんだろうなと。

 

 

 

この日は、Aチームから怪我で長期離脱していた選手が、Cで復帰調整をして中盤に入ってくれていました。

息子とは3本目の途中からしか絡めませんでしたが。

その選手は、やはりテンポも良く中盤の役割を理解し、息子のトップや逆サイドを上手く使いチームを機能させていました。

まだ、動き自体は重かったですし、本調子には程遠そうでしたけどね。

 

 

 

個の育成として、個人技やフィジカルに焦点を当てるのは、別に良いのですが、認知と判断力をプレーモデルとするチームなので、その判断の選択肢の中の一つとして取り入れないと、こうした選手と指導陣のギャップが生まれ、チームが機能しなくなる原因にもなります。

crecerfa.hatenablog.jp

 

 

最近は、AチームやBチームの選手とも話を聞いたりしますが、やっぱりその辺は、感じているようです。

実はトップのサポーター界隈でも、そうした話は出ていて、エコノメソッドどこ行った?というのも聞いたりします。

 

これは、誹謗中傷ではなく、疑問と言うか、心配と言うか。

チームの軸となる話なので、選手の保護者としては、とても気になるところですね。

 

JFLだろうがJ3だろうが、私は、そうしたプレーモデルに惚れていたので、今後どうなるんだろうとは思っています。

もちろん、私としても息子としても、どうなろうと、その環境でできることを模索しながら、将来の目標へ近づくために努力していくだけなので、別に移籍したいとかそういう事ではないですよ。

 

 

さー今週も強豪校とのTRMです。

日々準備して、大阪の強豪校で見せたパフォーマンスよりも成長したパフォーマンスを見せてほしい。

チームも今回、コミュニケーションの内容が、ちょっと荒くなっていたので、良い方向に向かってほしいです。

チームとして、指導者、選手、スタッフ、保護者と同じベクトルで、指導、プレー、サポート、応援をしていきたい。