コンセプト
ビギナー:サポート
アドバンス:トランジション
アップ
体幹、股関節、コーディネーション、ライフキネティック
セッション1
パス&コントロール
セッション2
ビギナー
4×2ポゼッション
目的、課題あり
アドバンス
3×3+1ポゼッション
目的、課題あり
セッション3
ビギナー
2×2+2ポゼッション
目的、課題、制限あり
アドバンス
4×4ポゼッション
目的、課題、制限
セッション4
ゲーム
レポート
今回のトレーニングでは、ビギナーは、サポートのラインとグリッドについて。
アドバンスは、トランジションを軸にトレーニングしていきました。
初めのパス&コントロールでは、ボールを持っていない時の準備ができている選手とできていない選手の差が大きく出ていました。
ボールを持ってから動く選手は、試合中のボールに関与していない時にプレーが出来ていないことになります。
攻守において、ボールに関与する選手、しない選手でもプレーは継続しなければなりません。
それは、常に走るとかそういうことではなく、準備をすることが求められます。
そうした意味では、この冒頭のトレーニングだけでも、多少なりとも意識が上がってきたのはとても良かったと思います。
ビギナーのトレーニングでは、サポートする際に意識するディフェンスのラインとグリッドを伝えていきました。
そのラインを基準にした前進側への半歩と継続側への半歩。合わせて一歩の意味の大きな違いを伝えました。
これは、最後のゲームでも前進継続のみならず、サイドチェンジするときのポジショニングの違いでアプローチされる方向の違いにも繋がり、ゲーム中でも意識しなければならないことだと体験できたのではないかと思います。
アドバンス側は、トランジションというゲームを決定づけるシチュエーションを反復してトレーニングしていきました。
セッション3では、特に意識が高い選手と低い選手の差が出ていました。
ネガティブトランジションにしてもポジティブトランジションにしても、相手を上回って数的優位を作れるチームは、強かったです。
ポジティブトランジションでは、相手のアプローチより早く自陣に戻りながらサポートを形成できるかどうか。
ネガティブトランジションでは、相手のサポートの形成よりも早く各マークにアプローチを完成させれるかどうか。
結局、攻守において相手よりも早く行動できるかどうかなので、その差は、顕著に出ます。
トレーニングを進める中で、その切替行動の早さを競えるようになり、かなり強度の高いトレーニングとなりました。
最後のゲームでは、ビギナークラスもアドバンスクラスも今日のコンセプトをしっかりと表現してくれました。
今日選手の頑張りで良いトレーニング環境となりました。ありがとうございました。
