強豪校とのTRM
さて、この間の土曜日は、NFAリーグ1部の強豪校(たぶん1,2年)とTRM(トレーニングマッチ)でした。
35分×3ピリで、息子は3ピリでの出場でした。
2ピリの副審
息子は、実は、4級審判を持っています。
ペーパーですけどね。
資格持っているのに、ジュニアユースの時には一回も副審やりませんでしたが、この2ピリで、初めて副審やってました。
初々しい姿でしたが、しっかりと旗が振れていました(^^)
こういう経験は、とても貴重なので、機会があれば、もっとやって欲しいなと思ってしまいます(笑)
息子は、やりたくないでしょうけど。
そういえば、4級審判の資格の更新が来てないような気がする?
8月頃だったかな?ん?もう失効したんだっけ?
3ピリで出場
左ウイング出場し、スプリント回数や距離を見てもかなり頑張っていたと思います。
それは、さておき。
この試合の内容自体は、そこまで悪くはなかったと思いますが、やはりこの間のAの選手とやった時の感触とは、違いましたね。
Aとの差を感じました
おそらく、ほとんどの原因が認知ができていない。という所だと思うのですが。
- 再三のデスマルケへのボールが出てこない。
- 守備の意図的誘導に反応できてない。
- 息子主導でペルムータオフェンシーバをした場合の反応ができない。
- 指導者の声掛けにモヤモヤする(笑)
デスマルケ
個人戦術のデスマルケで勝つ状況を作っているのに、ボールがでない。
そんなシーンが35分の中で10本以上ありました。
この試合での息子のデスマルケは、とても良かったです。
飛び出すタイミングや加速の仕方は、傍から見ると言う事ないくらいだったと思います。
前回のTRMから、かなり好感触を得ているようです。
しかし、そこにボールが出たのは3分の1ほどです。
多くは、ボールを持ちなおしたり、自分でドリブルしたりして、息子がラインブレイクしてしまいオフサイドポジションになってしまっていました。
遅れてボールが出ることもなかったですね。
ボールが出てもうち息子に通ったボールが2回。
ボールが長くなったり、それたりして精度が足りなかったのが4,5本。
でしたね。
まぁ精度が悪いのは良いのですけど。
勝つタイミングがあるのに、それを選択せず、自分でボールを運んだり時間をかけたりして、ボールを失う場面が多かったのは、是正すべき点だと思うのです。
もちろん。
息子のデスマルケが100%勝つわけではないので、それを利用して、自分で運んで勝つなら、それは、息子のデスマルケを利用した良いプレーだとも思います。
だから、結果的にもたついてボールを失うのは、修正していってほしいなと。
勝っている息子に合わせてボールを離すか。
息子のデスマルケを利用して、空いたスペースから前進をするか。
それは、ボールホルダーの判断です。
この辺は、もう少し言及していった方が良かった気がします。
守備の意図的誘導
チームの守備は、ハーフライン付近のローブロックから徐々にプレスをかけていくスタイルです。
ローブロックから息子は、トップのワンサイドカットからボールを追い込む際に、良く自分の担当のサイドバックへの縦切りから相手のボランチにボールを出させる場面を作ります。
大げさすぎて、誰でもわかるようにコースを空けます。
そこに味方のトップからのプレスバックとインサイドハーフが挟める状況をつくるのですが、相手のボランチが、ぽっかりと浮いた状態のドフリーで受ける場面が何度かありました(笑)
インサイドハーフがローブロックのポジションから動かずディレイしてるんです。
「え?なんでやん?」
と、ピッチから聞こえる息子の声。
傍から見ると息子のプレスが悪いように見える。
試合が終わった後にもこの何度もドフリーで受けられている場面を嘆いていました。
ここも気づいていないのであれば、是正すべきことですね。
もちろん、息子も何も言っていないかもしれませんし、無言でやると分からない選手もいますからね。
息子がコミュニケーションをとって話すのが良いのでしょうけど。
ペルムータオフェンシーバ
担当の交換で、一時的な数的優位やスペースメイク等、周りを活かすために行うこの動きは、一番息子が得意なプレーです。
ウイングなので、ほとんど使うことがないのですが、この日は、チームとしてここを狙おうっていうのがあったのかな?
珍しくその動きをウイングからやっていました。
逆サイドから段階的にボールをディフェンスラインでサイドチェンジをする中で、インサイドハーフのポジションが空いていて、息子がそのスペースに入ろうとしながら、サイドバックに上がるように指示していました。
「○○!高い位置取って!」
すると、サイドバックは、反応できなかったのか上がるのをためらって
「まだ!」
と、高いポジショニングをしなかったのです。
これも結構良いタイミングで、息子側のCBがボールを持つ時には、ライン間に入っていましたので。
サイドバックが上がれば、左サイドは、勝った状態になっていたと思います。
サイドバックが低い位置のポジショニングから動かないから、息子がライン間で受けても前進に有効なポジショニングにならないので、せっかく入ったのにウイングの位置に戻りました。
その後、コーチから
「○○(息子)ー!ライン間!」
と注意されていました。
え?(´・ω・`)
息子が注意されるんかい(笑)
と、心の中で突っ込んでしまいましたが、まぁ何でもかんでも見れるわけじゃないし、仕方ないか。
コーチの声掛けにモヤモヤ
結構、全体的に是正すべき点が、結構あったんです。
息子のところだけではなくて、全体的にね。
で、コーチの声掛けもポジティブですし、別に悪くはないんですが。
「是正すべき点は、どこを見ておくべきなのか?何を判断するのかを指導してあげればいいに」
と思ってしまいました。
息子のデスマルケの時もそうですし、ディフェンスの意図的誘導の時や、ペルムータオフェンシーバの時もそうですが、チームとしての優先順位と選択肢の判断を整理整頓してくれたらなぁと。
ユースBも良い選手たちばかりですし、選手一人一人の技術は、Aチームに負けないくらいはあると思います。
その差は、判断力とプレースピードの差だと感じました。
原理原則を整理整頓し、精緻化することで、より良いチームになると思います。
とても前向きな声掛けをしていて、良いコーチで好きなんですけどね。
息子も慕っていて好きなコーチですしね。
今回は、ただただ僕がモヤっとしてしまいました。
幻の1点
さて、そんな息子のデスマルケに通った2本の内1本は、GKとの1対1を綺麗に制して、ゴールとなりました。
副審も旗を上げておらず、ゴールの判定となりましたが。
ボールもセンターサークルに戻り、チームも自陣に帰ったところで。
相手チームがずっと審判に抗議していて、何故か息子のゴールは取り消しとなりました。
隣の集団から
「え?あれオフサイドになったの?」
と、ざわざわしていましたが。
幻のゴールとなりました(笑)
その後、もう一本同じデスマルケで、全く同じ場面かと思う抜け出しでしたが、
息子のファーストタッチが少し大きくなり、GKの飛び出しにクリアされゴールまで行くことができず(;´Д`A ```
その後も息子のインターセプトから一人交わしてのシュートもGKのナイスセーブに阻まれました。
1点が遠い(´・ω・`)
課題
過程は、とても良かったと思いますが、やはり最後のGKとの駆け引きと精度ですね。
特に抜け出した時のスプリントしながらのドリブルは、少しの力加減でタッチが大きくなるので、拘っていきたいところでした。
後は、いつもの守備のインテンシティですね。
ここは、息子のフィジカルを上げて行ってるところです。
バランスが崩れているところを調整してます。
今回は、ボールを持って1対1を仕掛けるような場面はほとんどなかったので、継続で受けて、1対1をする場面を作ってもいいんじゃないかなとは思いました。
まぁ、1対1するより、オフザボールで勝とうとするのが、息子の良い所なので息子の判断にどうこうは言うつもりはないですけどね。
息子の出来としては、こんなものだろうなとは思います。
よく頑張っていました。