足の怪我
最近、妙に足の怪我が増えています。
捻挫とかの筋肉系ではなく、打撲系や擦り傷のような外傷ですね。
サッカーに怪我は付き物とは言え、かなりの勢いで削られています。
チームの方針
チーム練習では、試合のインテンシティでトレーニングするので、ユニを引っ張るとか足を削るとか当たり前にやります。
これは、チームの方針でトレーニングからそうしているっぽいです。
基本的にスペインもこのようにかなり高いインテンシティでトレーニングを行います。
僕的には、インテンシティの高いコンタクトやユニを引っ張るなどの行為は、必要だと思っていて、それは歓迎しています。
だから、アフターに関しても、基本的には僕は許容しています。
息子に対して、ユニを引っ張っても、アフターされても、どうぞどうぞ。
と思っていて、それに対応する技術を息子には身につけてほしいと常々思っています。
戦術的ファール
日本ではあまり歓迎されていない戦術的ファール。
プロになれば、状況や時間帯によっては、カードも覚悟で止めに行くべき時がありますので、そこで躊躇なくやれることは必要になって来ると思ってます。
そして、その環境で育つ強豪国の育成年代は、悪質なファールでも力を逃す術やここぞというときに引き剥がす術を持っていたりします。
スペイン留学時と比べる
冒頭で話した通り、息子は、最近、削られることが多いです。
でも、よくよく考えるとスペイン留学時に年間で削られて、生傷が絶えなかったかと言うと、全然そんな話は聞きませんでした。
そこのところどうなんだろう?
と、息子に話を聞くと。
「センターポジションやってた時は、プレスに行っても、そもそも相手を捕まえられないし、俺も当たられることもほとんどない」
って言う話でした。
プレスが緩いわけじゃなく、全力で行っても触れない。
シャツを引っ張るような状況にもならない。
そうじゃないと、センターポジションはやらせてもらえない。
そんな話を聞き、現在の息子の怪我の多さが気になって聞くと。
「スペインのアカデミーではサイドをやったけど、俺(当時息子13歳)は、1対1で18歳とか相手に勝てるわけないから、基本的には、ワンツーとかの連携や位置的優位とか勝った状態でしかプレーしてない。」
つまり、そもそも勝てない相手には勝負もしてないし、オフで勝った状態にしてからボールを受けて、相手が来る前にボールを離していたそうです。
何故削られているのか?
「今は、そうじゃなくて。俺が相手に勝負を仕掛けてるから、どうしても接触が出てくる。勝負に勝てば、シャツ引っ張られる間合いだし、アフターもある。」
という事でした。
自分の課題として取り組んでいるからこその打撲や擦り傷のようです。
チームに合流した当初は、プレースピードと連携、位置的優位で戦っていたので、そこまで接触はなかったですが、ここ最近は、かなり質的優位を意識してプレーしているようです。
ただその怪我がどうもポイントが刺さってるんだろうなという怪我が多いです。
ふくらはぎに数カ所のポイントらしき点が擦れた後がクッキリ残っていたり。
足の甲を踏まれた時もここにポイントが刺さってるねって言うのが分かったり。
くるぶしやアキレス腱の後にもポイントで皮がめくれている部分があったり。
足の裏で削ってくるのは、本当に勘弁して欲しいです。
シャツも引っ張るのはいいですけど、引っ掻き傷になって皮が抉れてる時もありました´д` ;
ポジティブに捉える
ただ息子には、課題に取り組んでいる事をポジティブに伝えて、
アフターやシャツを引っ張ってくるプレーも含めて、それらに対応したプレーできると良いね。
難しいけど、それを習得する環境がここにはある。
スペインでやるなら、ここでそれを身につけておけば、将来怪我が少なくなると思うよ。
と、ポジティブに話しています。
戦術的ファールでも止められないプレーができるようになると良いなぁ。
ただ内心ポイントで削るんはマジでやめて欲しい。と思っていますけどね^^;