前回のコンディション(体調管理の為に)の続きです。
主観的な評価
・体調の評価
・試合、練習後のパフォーマンス評価
自己行動の回数や累積時間の管理
・お通じ
・睡眠時間の管理
・練習時間の管理
機器を使って数値化したものの管理
・体重
・脈拍と血中酸素飽和度
・タンパク質
・体水分率
・筋肉の重さ
・骨量
・自律神経バランス
・自律神経活動量
それぞれの数値を計測することで様々な体の変化がわかるようになってきます。
主観的な体調(疲労等)やパフォーマンスの評価を簡単につけることで、意識的に体がどうなのか?今日のパフォーマンスは発揮できたか?等を考えることができます。
そして、自分に必要なトレーニング時間と疲労回復のための睡眠時間の量を管理することでバランスを整える意識もつきます。
お通じのあるなしでも内臓の調子も簡単に知ることができます。
さて、ここからは計測した数値をどう利用するか?ということを書いていきます。
まずは、体組成計で測定する項目
・体重
・タンパク質
・体水分率
・筋肉の重さ
・骨量
これらを測定して何をするのかというと、
体重の増減は必ずあります。その変化をみて食事の量が足りているのか、オーバートレーニングになっていないかを見ていきます。
とくに体重やタンパク質、筋肉量の数値は、前日にオーバートレーニングになっていたら、目に見えて減ります。
何故かというと、運動をすると当たり前ですが、筋肉中や脂肪に蓄えられているエネルギーを消費いたします。そこからエネルギー生成の過程て乳酸が発生し、更に酸素を消費しながらエネルギーを生成していきます。それを続けてエネルギーが枯渇すると、筋肉を分解してエネルギーを生成します。
つまり、過剰なトレーニングは、筋肉を傷つけるばかりか、分解してしまい減少させることにつながるということです。
トレーニング後に良質なたんぱく質を摂取するのは、その傷ついた筋肉を元に戻すために必要なことですが、それが足りていなかったら、次の日の体重の減少、またタンパク質や筋肉量の減少につながります。
それを知るためにも通常の自分の体重、筋肉量タンパク質量を知っておく必要があります。
知っていれば、減少した原因が、オーバートレーニングによるものなのか、タンパク質が摂れていないのかを判断して、対処することができます。
骨量も同じで、
骨を作る為のカルシウム、リン、ビタミンD、ビタミンK2等の栄養素や骨を固めるための刺激。
骨量を量って適正であるかも気にすることができ、必要な栄養素を意識的にとることができます。
体水分率も通常の水分率を知ることで、トレーニングパフォーマンス維持に必要な水分の摂取を意識することができます。
特にパフォーマンスを維持するためには
水分の減少を体重の1%(60㌔であれば、0.6ℓ)以下に抑えることが必要です。
クレセールFAでは、約10分に1回は、水分を摂るようにしております。
理由としては、人の体は、1度に200〜250㎖程しか水分を処理できません。それ以上は内臓に大きな負担をかけてしまいます。また、一度の吸収に30分程の時間が必要だからです。
喉が乾く前に少量ずつこまめに水分を摂ることによって内臓への負担を軽減しながら、トレーニングパフォーマンスを維持しております。
トレーニング終了後に体水分率が下がっていれば、それだけトレーニング効率も落ちたということになります。
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