Crecer FA

岡山県瀬戸内市で活動しているスペインメソッドサッカースクール

最高のW杯でした

3決と決勝を連日見ました。

予選の時も思いましたが、寝不足がすごい。

 

 

息子の興味は3決

クロアチアとモロッコの一戦は、グループステージや決勝トーナメントからチェックしていたので、息子も僕もかなり興味がありました。

フランス-アルゼンチンが始まる前までは、こちらの方に興味がそそられていたのは内緒です。

どちらも一部選手を除いて技術的には、最高峰とは言えない選手が多かったですが、組織的には、完成度が高く試合は、ボールを持っても、持たなくても主動できる両チームの激突は、とても面白かったです。

共にカウンターが鋭く、ボールを持っての攻撃は、レベルが高かったです。

 

結果的にクロアチアが勝っていますが、その内容は、どちらのチームも濃かったです。

途中、どちらのチームも疲労からプレーが雑になっていましたが、それもまた人間因果あって良かったです(笑)

 

クロアチアやモロッコの戦い方は、今の日本が目指すべき指針だなーと感じました。

モドリッチの位置的優位や数的優位の作り方が本当に素敵で、その後のプレーも的確過ぎて素晴らしかったです。

妻もこの大会中に初めてモドリッチを見たのですが、そのプレーぶりに惚れ込んでいました。

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決勝だし、とりあえず観るかー的な息子

息子は、プレーヤーとして、というよりもキャラクター的にエムバペのことが好きなのですが、フランスの大味なゲームはあまり好きではなく(僕ら親子が思うサッカー観の話)、決勝は、3決程あまり興味を示していませんでしたが、ゲームが始まってからのアルゼンチンのゲームの運び方に目を輝かせていました。

思っていた光景と違い、メッシの的確なポジショニングとアルゼンチンのプレースピードに絶叫しておりました。

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試合が始まる前までは、冒頭のプレーを見て寝ようかなーなんて言ってたのに、前半を興奮しながら完走し、ハーフタイムには、後半のフランスがどう出るか確認したら寝よーなんて言いながら、後半30分頃まで観て

「・・・この感じは、最後アルゼンチンが試合を終わらせに行って終了かな?歯を磨いて寝るよー」

って、歯を磨いて、寝る準備に入り

 

寝室に上がる直前に

 

エムバペがPKからのゴール!!

 

再び息子が、「これは分からんな!エムバペが決めたのがデカい!!流れが変わるわ!」

 

って、また見始めて、その直後に

メッシのロストからエムバペがゴール。

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それまでは、神様がアルゼンチンを勝たせる為に、セカンドボールをアルゼンチンの方に転がしているんじゃないかって感じの流れでしたが、この世代交代を告げるかのような流れに

「エムバペがハットトリックする気がする」

と、ここからフランスにボールが転がり始めた気がしました。

 

その後の流れは、皆さんも知ってい通りの激熱な延長戦。

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結局、息子は、延長もPK戦も観て興奮しながら寝ました(笑)

 

次の日「これがW杯の決勝か。クロアチアとモロッコ戦も面白かったけど、決勝は、やばい!」

と、興奮して話しておりました。

 

振り返って

今までのW杯を観て来て、今回のW杯は、チェックした試合が全て面白かったですし、どの国も組織攻撃にその国の色が見えました。

 

世界のレベルが上がったんだなと思いました。

グループステージで敗退しましたが、カタールサウジアラビアエクアドルなどは、技術的に足りないところがあった中でも自国のサッカーに自信を持ち、試合運びは面白かったです。

ドイツも何故予選敗退したのか分からないくらい内容が良かったです。

 

その中でもスペインの位置的優位を使ったゲーム運びは、ベスト16で敗退しましたが、今でも一番やりたいサッカーだね。と息子と話していました。

残念なのは5-5-0で守られた時の解決プランがなかったこと。

スペインのどのゲームを見ても一貫した哲学に自信をもって貫いていましたね。

 

日本代表の躍進

そのレベルが上がったW杯の中でも、日本は、ベスト16に進出。

2010年には、守備戦術が主で、耐え抜くサッカーでしたが、今回の日本代表は、引いて守るだけではなく、守備でもかなり仕掛けていました。

そして、カウンターは、強豪国に脅威を与えていました。

日本は、着実に強くなっていると感じています。

ただし、前も話しましたが、やはり、ベスト4に残るような国は、自国の組織攻撃を持っています。日本の組織攻撃の構築が必要だと思いました。

アルゼンチンも個人技だけで優勝したわけではなく、組織攻撃としての展開やプレースピードの早さや判断の良さが見えていました。

クロアチアやモロッコの試合内容も組織攻撃、組織守備、トランジションの局面でそれぞれのプレー構築がされていました。

そして、そのチーム戦略に対応してくる相手の行動を逆手にとっての解決行動も個人の判断で行っていました。

 

守破離

 

守るべき組織攻撃の原理原則の構築。

それを破り超える解決行動をとるための個人戦術の判断基準が、今後の日本の課題ですね。

でも、とりあえずは、日本もお疲れさまでした!感動しました!!

 

まとめ

引用:【 画像55/136枚 】アルゼンチン、36年ぶりW杯優勝 フランスとの延長PK戦を制す - サッカーワールドカップ(W杯):朝日新聞デジタル

アルゼンチン優勝おめでとう!

メッシの悲願達成は、アルゼンチン国民だけでなくたくさんの国の人が願っていたように思います。

かくいう、僕もその一人でした。

最後のアルゼンチンが勝利した時のメッシの笑顔は、本当に心が震えました。

これまでのメッシの功績やサッカー界への貢献が結実した瞬間だと思いましたね。

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W杯よ!!

素敵な時間をありがとう!!!!