負傷から1週間たった息子。
先週の怪我から急性期は、痛みを早く取る為に冷やしていました。
急性期では、冷やすのが一般的ですが、これは、痛みを取るために行うもので、治療が目的ではありません。
生活する中で痛みがあると、どうしてもかばってしまい、体に歪みがきたり、違うところに負荷がかかって痛めたりするので、それを予防するためです。
ですので、痛みが取れたからといって治ったわけではない事を知っておく必要があります。
痛みが取れても、損傷した組織はまだ回復していないので、そこから損傷部位が治るまでは、安静にする必要があります。
この急性期を過ぎた回復期には、回復を早めるために温湿布で対応することもあります。
息子は痛みが取れてから、数日は安静にして、2日前から軽いリハビリを始めたようです。
急性期から2日は、冷やして痛みを取る事を優先。
そこから回復を目指して3日間安静に過ごしました。
指圧などで痛みがないかを確認しつつ、回復具合を確かめていました。
その都度、軽くリリースしたり、違う箇所のストレッチや股関節を回したりして、血流良くして回復を早める努力もしていました。
で、木曜日から軽くウォーキングしたり、上半身を動かす運動を取り入れたようです。
痛みもなく、来週には、復帰できそうな経過となっています。
息子も復帰に全然焦ってなくて、しっかりと疲労を取り、体を作っています。
復帰した後のパフォーマンスを上げるためには、身体的な課題を克服していかなければなりません。
その為にやるべき事を理解し、自分で考えて過ごしているのは、成長したなぁと感じてます。
もちろん、これは、怪我をした直後に僕やフィジカルコーチの見立てがあって、今後の展望を一緒に話し合い、その方向性があっての事だとは思います。
が、その過程を全て自分で組み立てて、経過を分析し、1週間ぶりにあって聞いた話は、数ヶ月前に怪我した時とは別人の過ごし方でした。
まだ、ユースBで、この夏までの目標は何もなし得ていないですが、後々、あの時怪我は、良い怪我だった。
と言える怪我にしたいと思います。