最近の状態
体重も増えてき始めて、フィジカル的な課題や競り合い、ヘディングなどの課題に少しずつ取り組めるようになってきました。
栄養もしっかり摂り始めたことにより、なんとなく背も少し伸びているような気もします。
ただ身長体重が増加していくにともない、競技のパフォーマンスは落ちている現状があります。
おそらくフィジカルの変化による感覚のズレかなと思います。
息子からの相談
先々週の金曜日、チーム練習終わりに迎えに行ったのですが、その帰りに息子から
「マジで体が動かん。いや、動かんというより反応が遅れる。」
と話がありました。
「へー。なんやろな?」
と、曖昧に返事をしながら、考えてみました。
- 状況の把握できてない準備不足。
- 脳から指令が出ていない。
- 脳から指令は出ているが、体の反応が悪い。
の段階で考えてみようかな。
と、考えを整理しつつ、息子に聞き取りしました。
「どんな時に遅れるん?」
「うーん。たぶん全部かなー。1対1とかもついていけないし、3人目の動き出しとか、デスマルケ、裏抜けも。」
「ふーん。全体的にかー。なんでそう思うん?準備ができてない感じ?」
「いや、なんか火曜日か水曜日の練習の時に気づいたんよ。いつも動くタイミングの場面で、見て、このタイミングって分かってるのに、体が動いてなくて、次に気づいた時には、もう走っていないといけなくて、慌てて動く感じ。切り替えの時もある。」
という会話から、状況把握ができてなくて準備不足という感じではなさそう。
こういう事に自分で気づいて、その原因を考え、思考を巡らせれるようになってきたのは良いことだと、感心しました(笑)
どちらかというと、脳から指令が出てないか。脳から指令が出ていても上手く伝達できてないか。
かな?と推測。
息子から「スランプかな?どうすればいい?」と相談されました。
原因を推測して自主トレメニューを考える
脳から指令が出ていないのであれば、脳の段階を考えて改善計画を考えなければなりません。
脳の情報処理の順序は、
ここでも書いていきました。
この時に息子の状態としては、一時記憶までは行っていると思いますので、その後の処理に問題が生じている可能性があります。
その可能性を感じているのは、元々認知量は多かったのですが、今は自主的に目のストレッチを必ずやっています。
息子に聞くと関節視野で逆サイドまで何となく分かっているみたいです。
背後の状況も何故かわかると話していたのを覚えています。
ですので、もしかしたら、情報過多になっている可能性があり、その場合の対処は、ライフキネティックで脳の情報処理能力を上げながら、今一度原理原則の整理と優先順位を知識として蓄えて整頓していく必要があります。
一つの可能性としては、ライフキネティックと座学で何とかなりそうです。
次に考えるべきは、指令は出すが、指令が伝わりにくい状態。
脳が把握している体の感覚のズレだったり、脳や体の疲労、エネルギーやミネラルの枯渇、水分不足など体の状態の悪化が原因の可能性もあります。
感覚がズレているとすれば、恐らくSAQトレーニング。特にアジリティ系のトレーニングとボールタッチ等のトレーニングが必要です。
脳や体の疲労であれば、休息が必要です。
エネルギーの枯渇や水分不足は、食事の改善が必要です。
その中でエネルギーやミネラルの枯渇は、違うと感じています。
何故なら、食事に関しては、改善を目指していて、急速に体重が増えているからです。
ですので、どちらかというと体が重くなったり、大きくなったりの感覚の調整が必要なのでアジリティやボールタッチなどのトレーニングの方になるかな?
後、休息が必要なんだと思うんですよね。
なんとなく考えがまとまり
考えを整理してから、息子にどんな状態か?息子の感覚を聞いていきました。
「ちょっと疲れてる?」
「いや、そうでもないと思う。ただこの前の試合の時は、行くバスの途中は寝たから頭が起きてなかった可能性もある。」
「うーん。睡眠は睡眠でちょっと改善していくべきかな?」
「なるほど。」
「アジリティはどう?ステップスピードとか」
「ステップは、どうやろ。回転は遅い気がする。なんか重いんよね。頭も体も。」
「ふーん。アジリティ系やった方がよさ気やね。」
「うん。そう思う。ステップのやった後にボールタッチも入れていこうかな」
「ああー。それ良いね。脳の活動的にはどう?認知はできてそうじゃけど、反応が遅れるのはなんかそこに原因があると思うんよね。」
「うーん。やる行動は分かっとると思うんよ。ただ次の瞬間には、すでにやっておかなければいけない状態になってしまっとる気がする。」
「なるほどねー。フリーズみたいになっとんのかね。情報処理が上手くいってないのかもしれんなー。ライフキネティック入れていこうか。」
「あーね。なんかそれの気がする。ライフキネティック入れよう。」
結論
原因事態は、何かは突き止めることができませんが、なんとなくの可能性と方向性が見えました。
本人的に少し腑に落ちたようで、主観で感じている感覚が言語化できた様子でした。
もしかしたら、見当違いかもしれませんが、「これを基に自主トレのメニューを考えていこう。」
と二人で話し合いました。