Crecer FA

岡山県瀬戸内市で活動しているスペインメソッドサッカースクール

畑違いの指導者の現在の夢

いつもありがとうございます。

今回は、少し自分のことを書いていこうと思います。

 

 

競泳選手からインストラクターに

私は、小学3年生からサッカーをやっていましたが、足の脛骨に病気を抱えてしまい、サッカーをやめ、競泳の道に進みました。サッカーは好きで観る方に。

そのまま競泳のインストラクターになり、ベビーからおじいちゃんおばあちゃんまで幅広く指導していました。その中でも選手育成をメインに指導し、夏休みなど短期教室がある時期などは一日10時間入水するほど、指導に没頭していました。

 

競泳フォームの飛躍

私が育成指導をしていた時は、泳ぎのフォームに革新的な進歩があった時代で、北島選手やイアンソープ選手、マイケルフェルプス選手など、その当時の常識がひっくり返るような泳ぎがどんどん出てきていました。

それらの泳ぎは、科学的進歩があったから生まれた泳ぎではなく、指導者が選手の特性を活かしたからこそ出てきたフォームだったのです。

その選手たちのフォームを科学的に解き明かして新しいフォームの理論ができていました。

現在がどうなっているかは知りませんが、そこからどんどん進歩しているのではないかと思います。

なんせ私が競泳の指導者をやっていたのは、もう15~20年も前ですから。

 

レーニング理論を学ぶ

そして、トレーニング理論もその競泳時代に学びました。

私が競泳選手をしていた時代は、とにかくトレーニング回数と時間を多くとり、泳ぎ込みが多かったです。

しかし、指導者になり、その当時の最先端のトレーニング方法は、現役時代にやっていたこととは程遠いほどマネジメントされていました。

 

レーニングの5大原則3原理、エネルギー代謝を強度ごとに管理し、目的の身体機能にアプローチしていくものでした。そうすることで効率よく身体能力や心肺機能を向上させていました。また、フィジカル的なものばかりではなく、神経系へのアプローチを意識したのもこの時からです。

より効率よく水を使って推進力を得るためには、一番効率のいい時に力を出せるようにし、その回数を多く回せるように改革が進んでいったのもこの時期です。そして、より泳ぎの抵抗を少なくするための技術も進んでいったと思います。

日本は、オーストラリアやアメリカから20年遅れていると言われていましたから、オーストラリアの指導者の言葉は、本当に革新的でした。

今どれくらいその差が埋まったのか知りたいですね。競泳の情報はほとんど入ってこなくなったので気になるところです。

乳酸は、エネルギー源であることも最近は広まっていますが、その当時はまだその論文発表された頃だったと思います。

攣る現象においても、血流の低下やミネラルバランスが原因で対処方法も温めることだったり水分補給や柑橘系の果物をとることやミネラルバランスを整えることが大切だと教えられたのももう20年ほど前のこと。今ではスタンダードになっていますね。

その辺の記事もまた最近の出回っている情報と合わせて書いていきたいと思います。

 

選手や指導者を育てるにあたりメンタルマネジメントや集団指導論なども整理し、講義をすると多くの事柄が繋がり、腑に落ちる情報といらない情報とに分けることもできるようになりました。

 

選手のアライメント

そんな競泳インストラクター時代には、アクアビクスなども習得し、選手のアライメントが見えるようになり、動きをスムーズにする改善点がすぐに分かるようになりました。

また、神経系を刺激し、より早く泳ぎを習得する知識や技術も身につける事ができ、水泳教室での停滞者(2ヶ月以上進級できない子供)は、いなくなりましたね。

 

サッカーの指導で活かす

そんな競泳インストラクター時代の遺産は、サッカーの指導を行う上で非常に役立っています。

身体のこと、怪我のこと、エネルギー代謝の管理、トレーニングの計画性、トレーニング強度の管理による身体へのアプローチなど、活かせる事が沢山あります。

スペインメソッドを学ぶことでサッカーの原理原則を知り、個人戦術と集団プレー戦術の攻守のアクション(ボールを持っていない時のプレー)、ボールを持った技術アクション等の習得をそれらのトレーニング原理を用いて、より効率的に習得できると感じています。

 

選手たちのサポート

現在、私は平時は違う仕事をしております。自営ですね。サッカーの指導者は、息子と一緒にサッカートレーニングをした名残で続けています。副業になるのかな?

でもね。

今の夢は、サッカーチームを作ることです。とりあえず、とっかかりのジュニアはどこかで実現したいです。もうそっちメインで生きていきたいんですけどね。まだ下地ができていないので、もう少し我慢。

その後の行きつくところも考えておりますが、まずはジュニア。

選手たちが全員笑顔でサッカー通じて成長していくサポートをしていきたいと考えています。