Crecer FA

岡山県瀬戸内市で活動しているスペインメソッドサッカースクール

ジュニアユース最後の遠征は高知県

2月26日にジュニアユース最後となる高知県遠征がありました。

 

 

強豪高校とのTM


四国高校サッカー選手権大会や新人戦高知県大会を優勝、インターハイ出場もする強豪校とのTM。

おそらくBチームとは思いますが、フィジカル的にも高校生の方が出来上がっているので、息子にとっては、キツい相手となります。

息子は、体重をだいぶ増やしたとはいえ、まだ55キロ程。

フィジカルコンタクトとなれば、かなり厳しい相手なのではないかと思いました。

 

TM結果

35分×2本

前半

1-1

インサイドハーフにて出場

 

後半

2-3かな?

1ボランチにて出場

 

出だしは、アップ不足か寒さからか分かりませんが、体が動いてないような感じでしたが、徐々にエンジンがかかって来て、ボールを受けた時の判断がとても良かったと思います。

技術不足は感じましたが、練習すれば良いだけなので、しっかりと判断ができていたかどうかが重要。

守備もかなり強度が高くなってきて、アプローチに激しく行く時、ディレイに入る時の判断も悪くなかったと思います。

ただもっと間に合わせる努力は必要かなと思いましたが。

 

全体的に立ち位置もその都度と調整していて、継続や前進のサポートも良かったです。

 

後半のボランチは、初となりますが、まずまずだったと思います。

かなり思い切り良くアプローチにも行ってましたし、そんなとこまで行くのか´д` ;と、焦ったところもありましたが、日本代表の遠藤選手を思い返すとビックリするところまでプレスかけに行ってたので、最近はそんなものか?

と思ってみてました。

 

両足負傷

動画2分52秒からのシーン(2分56秒)


前半に右サイドバックにボールが入った時に緊急時のサポートからワンタッチでボールを逃した右足に一発かまされてました。

右足ふくらはぎからアキレス腱辺りまで、皮がズル向けで、スパイクがガッツリ入って、5㎝くらい縦に抉れた後がクッキリ。

やられた直後は一瞬うずくまったのですが、すぐに立ち上がり、試合に戻りましたが、それなりに痛かったはず。

 

動画4分50秒からのシーン(5分2秒)

後半のボランチでも左足膝裏からハムストリングに一発かまされました。

基本的には、フィジカルコンタクトは、流しながら相手の力を利用してボールを運ぶのですが、そればっかりも出来ないのが試合です。

プロテクシオンする場面もある訳です。

右サイドからの横パスが来て、後ろ向きのプレーで左足からお尻で相手をブロック。

右足でボールをコントロールし、サイドチェンジする場面で、その左足をガッツリやられましたね。

流石にファールになりましたが、かなりの時間うずくまり、立ち上がってからも、しばらくフリーズしてました。

 

それでも試合は続いていくので、かなりの痛みを堪えながら、頑張ってましたね。

 

帰宅後に怪我の箇所を見ると、打撲だろうなという感じでしたが、膝を伸ばせない状態だったので、しっかり冷やして、冷湿布で1日様子見です。

 

 

 

息子の意識


意識している事は、立ち位置は、当然として、そこでどうやって前向きでプレーするか。どうやって前進するかという事を意識しているようです。

今回のプレーもかなり前進に対しての意識が強かったです。

しかも無理にという感じではなく、立ち位置の意味、ボールの置き所、前進する選択肢の優先順位の判断が的確でした。

 

攻守における認知の回数と量


今回の試合終了後に話すと

「今回の試合は、360°全部理解できとったわ。背後にも死角はなかった」

と言ってました。

 

ただ認知をずっとしてる訳じゃないんです。

必要な時に必要な事を認知してるようです。

 

認知する判断基準を整理して、複雑な状況でもそれらの優先順位を整頓できているんだと思いました。

 

もちろんまだまだ判断の甘いところもありますので、更に経験を積んで的確な判断ができるようになって欲しいです。

 

反省点

技術的なミスが多かったこと。


冒頭(0分8秒)やアンプリトゥを取ってからの(6分44秒)のシャペウを2回ミスってるところ。

動画30秒のシュートシーン。トップスピードから2軸でのシュートで軸足を抜き切れてなくて体を反転できていないところ。

パススピードが遅かったり、その他もろもろ色々とレベルアップしていくべきポイントがある。

 

アフター

相手のアフターに対するケアがまだまだ甘いところが多々ある。

特に右足のふくらはぎからアキレス腱にかけて負傷したのは、ワンタッチプレーの後。

後ろから来ることが分かっていたのだから、アフター込みでプレーできる力を持ってほしい。

そうすれば、怪我が少なくなるし、怪我の度合いも小さくなるので。

 

まとめ

全体的には、体がものすごく切れていたわけではないですが、フィジカルで負けている相手に対してそれなりにプレーできていたように思う。

初のボランチでは、守備に課題が散見されましたが、攻撃面では、後ろ向いてのプレーや前を向く工夫、前進する力を見せてくれたと思う。

インサイドハーフでは、息子の良さも出ていたし、攻撃の選択肢や動きのバリエーションは、多かったと思います。

良い所も課題も出ていいTMでした。

卒団まで後もう少しです。

このチームでできるのもあとわずか。

みんなで良い時間を過ごしてもらいたいです。