Crecer FA

岡山県瀬戸内市で活動しているスペインメソッドサッカースクール

前回までに出ていた課題が少しずつ改善してきていると感じたTRM

 

 

TRM

地元強豪高校Bと35分×4本のTRMでした。

 

1本目1-1    相手Bスタメン?

2本目0-1かな? 相手Bサブ?

3本目0-2?   相手Bスタメン?(息子フル出場 左ウイング)

4本目0-3?   相手Bサブ?(息子15分から出場 左ウイング)

 

たぶん本目と3本目は同じ選手たちでした。

フィジカルとテクニックのある左ウイングに、自チームの右サイドバックが、かなりやられしまい、そこからサイドを再三えぐられて、立て続けに失点。

サイドバックが、他の選手に交代してからは、ゲームの内容が少し安定しましたね。

 

4本目は、自チームのビルドアップが引っかかることが多く、再三のショートカウンターを浴びて失点が続きました。

 

ビルドアップの不味さは、チームとしての課題ですね。

 

 

息子はどうだったか?

3本目

息子はというと、ボールが足についてない感じは、まだ残っていました。

これに関しては、フィジカル的な問題や神経系が絡んでくるので、少し様子見しながら時間をゆっくり使って調整していこうと思っています。

 

ちょっと身体的な問題を解決するために硬いところを開放していってる最中です。

少し背も伸びてきてるので、感覚的なズレもあるのだと思いますし、焦らずやっていきます。

 

なので、コントロールオリエンタードの所で少しずれたりして、ボールロストが何度かありました。

 

それでも、1プレー目のデスマルケ・ルプトゥーラからカットインしてのシュートは、かなり良かったです。

息子の定番となりつつあり、武器になってきたと実感しています。

 

また、デスマルケの縦のラインブレイクと斜めのラインブレイクをしっかりと相手の位置を見て使い分けていたのを見てウイングとしての成長を感じています。

 

ただ、その3本目は、かなり良いタイミングで動き出すも、なかなか見てもらえずでしたね。

それでも、その動きに対してコーチからは「ビエーン!(いいね!)」と、褒めてもらっていました。

 

 

4本目

4本目は、途中から出場しました。

ここからビルドアップが上手くいかないので、CBから裏へのボールが結構来るのですが、TRMの3本目になかなかボールが来なかったのもあり、裏抜けを準備してなくて、ロングパスに2本、追いつけなかったです。

これは、かなり勿体なかったです。

 

TRMの3本目のように動き出していれば、勝てていた気がします。

 

で、そのCBからの裏のボールも3本目にやっとドンピシャ合いましたが、相手も流石に対応してきて、五分五分に持っていかれて、結局、外に流れてしまいました。

 

出てこなくても継続して、やっていかないといけませんね。

 

 

前回までの課題

 

逆サイドが前進した時のエリア内への侵入

今回は、これを完全に修正してきて、完璧なタイミングでセグンドパウ(ファー詰め)していました。

そもそもサブ組はボールを保持できていないので、そこまで突破できていませんでしたが、突破した時には、必ずいるべきところにいました。

そして、GKが飛び出てクリアミスして逆サイドにボールが流れた時に、ドフリーで入ってくることもありましたが、味方が1対1し始めて、クロスは来ずでしたね。

 

 

縦のドリブル突破

この日は、ほとんどがカットインでした。

が、息子曰く「今日は、縦に行く意識を持っててん。でも、相手が縦警戒してて、カットインになった。」

といってました。

縦に突破してからの抉っていくプレーだったり、課題のクロスだったりを試したかったようですが、それを意識したがために相手が縦を警戒してしまうという・・・。

 

縦の突破は、サブウエポンとして、意識しているので、メインの武器を使えて良かったと言えるのかな?(笑)

 

ということで、縦のドリブル突破後のオプションは、試せず終わりました。

 

 

守備の強度

守備の強度としては、戦術的な追い込みはできていたものの自ら奪うというところまでは至っていませんでしたが、ここ最近のアプローチとプレスの強度は、高まってきていると感じています。

 

フィジカル的にまだ56㌔(ご飯食べた後は57㌔)なので、普通にやれば負けてしまうのですが、最近は、なんとか五分五分に持って行っています。

手の使い方だったり、多少負けていても戦術的ファールギリギリを使いながら五分に持って行けてます。

ただ純粋な五分五分は、どちらかというとフィジカルコンタクトのファーストコンタクトで負けることが多いので、大きな壁になってますね。

 

 

胸トラ

胸トラに関しては、サイドチェンジ等のロングボールの選択肢を作れるように胸トラのコントロールをかなり意識しています。

胸トラは、元々不得意で、右胸は少しだけできるくらいで、左胸は、ほぼできませんでした。

 

これでは、サイドチェンジの選択肢を潰してしまうので、急務で改善をしていきたいポイントでした。

 

今回のTRMでもサイドチェンジの場面がありました。

逆サイドの後ろ目から来たロングボールを前のスペースへボールをコントロールできていました。

しかも左胸で。

 

ただ、ライン際だったで、少し外に転がってしまったのと、ジャンプして胸でボールを受けた時にバランスを少し崩してしまい、すぐにボールを回収できずラインを割ってしまいました。

 

ただ僕としては、これには大きな成長を感じています。

胸でもコントロールオリエンタードができるようになってきているのは、正直驚いています。

 

息子はラウル・デ・トマスの胸トラをイメージしたそうです。

 

 

 

五分五分なボールのフィジカルコンタクト

結構ルーズボールの回収の時に五分五分の場合にフィジカルコンタクトに消極的でしたが、ここ最近はこれも改善してきています。

 

今回のTRMでも、先ほど書いた3本目にドンピシャタイミングが合ったCBからのロングボールがまさに五分五分でした。

 

ボールは、中央からサイドにボールが出ているので斜めに外に向かっているボール。

息子は縦抜けだったので、前に走り、相手はボールの起動と同じように外へ斜めに走る形。

息子より若干相手の方が足が速かったので、普通に走れば、恐らく負けていましたが、追いつく前に先に体を当てて、相手をボールから離して先にボールに触れる状態にしました。

 

が、自分のフィジカルが弱かった分、よろけてしまいボールを回収できず、外に出てしまいました。

触れるところにボールがあったのですが、自分の体をコントロールできなかったですね。

 

 

フィジカル的な問題は、時間がかかるので、焦りは禁物です。

無理してしまうと、怪我に繋がってしまうので。

 

まとめ

今回のTRMで総合的に成長してきていると実感しています。

多くの弱点を少しずつ少しずつ克服しつつ、ウイングとしての自分の武器も定着しつつあります。

しかも、息子の良いところを残したまま。

 

この2ヶ月で、かなり成長しているので、このまま長所と短所を把握し、選手としての武器とそのオプション、課題に向き合っていこうと思います。