J2では、我が地元岡山がJ1昇格を争うプレーオフに進出し、岡山もにわかに盛り上がっていますが、表題の「昇格来るか!?」と僕が期待しているチームは、別のところ。
岡山で今シーズンサッカーチームの昇格争いと聞いて、ファジアーノじゃないチームで盛り上がっているのは、僕くらいじゃなかろうか(笑)
どこのチーム?
ファジアーノ岡山は地元なので、応援はしておりますが、今現在密かにチェックしているのは、「奈良クラブ」です。
そう。
大仏様や鹿で有名な奈良県にあるサッカークラブ。
エンブレムにも鹿がいます。
引用:クラブ理念 | 奈良クラブ | NARA CLUB Official Site
その奈良クラブがJFLからJ3昇格を実現させようとしています。
Jリーグ参入の条件
Jリーグ入会を希望するクラブは、審査を受ける必要があります。
- J3クラブライセンス交付規則に基づく審査
- 前号審査に合格を前提として実施される調査
- クラブ代表者(株式会社の場合、総株主の議決権1/3以上保有する株主も対象)、行政当局責任者とその関係者の聴聞。
- 地域との協力関係、ホームスタジアム、練習場等の調査。
- クラブ経営状態、チーム戦力、観客数、選手育成、その他Jリーグが必要と認める項目の調査
- 百年構想クラブとして適正であると認められること
- ファンクラブや講演会などの安定的な支援組織の整備
- ホームゲーム1試合平均2000人以上を超えており、3000人に到達することを目指している努力が認められること
- 年間事業収益が1.5億円以上になると合理的に見込まれること
- 期末決算において債務超過ではないことが合理的に見込まれること
- 入会直前年度のJFLのリーグ戦において最終順位が4位以内であり、かつ、百年構想クラブのうち上位2クラブに入っていること
- 筆頭株主とJリーグの直接面談の設定、別途Jリーグが定める宣言書へ署名し、提出すること
引用:https://aboutj.jleague.jp/corporate/wp-content/themes/j_corp/assets/pdf/02_20220228.pdf
本当に昇格できるのか?
それらの見えない昇格条件を満たしているかどうかは、全く分かりませんが、僕たちが見てわかる範囲は、JFLの順位と百年構想クラブとしての序列を維持するところと観客動員数です。
そして、残りの試合数からするとその順位と序列は、かなり有利になっています。
奈良クラブは現在3位(昇格条件の4位以内)
そして、上位のチームで百年構想クラブとなっているのは、
2位FC大阪、3位奈良クラブ、6位ラインメール青森で、序列は2位。
しかも、序列3位との勝ち点が8差。
こう見るとかなり有利ですね。
しかし、まだ、可能性が高い範囲だけで、サッカーは何が起こるか分かりませんので、このまま維持してほしいです。
観客動員数は、後3試合で1万3000人程必要でしたが、鈴鹿さんのカズ選手効果もありで、1試合だけで1万4000人の観客が入り、後2試合を残して平均観客数2000人もすでにクリアになりました。
ただ何となく最近の奈良クラブは5000人程入っていたので、3試合あれば何とかギリギリ行けるかな?と、思っていましたけどね。つまり、3000人の努力見込みもクリアできているのではないでしょうか。
まぁとりあえず、余裕をもってクリアできたのは本当にうれしい限りです。
何故奈良クラブを応援するのか?
地元民からすると、裏切り者扱いされそうですが、ファジアーノ岡山ももちろん応援しております。
ただ、それはそれ。これはこれ。なのです(笑)
奈良クラブは、経営者が変わり、スペイン色強めなチームに変わってます。
育成にも力を入れており、生え抜き選手で掲げているプレーモデルを実現しようとしています。
プレーモデルは、もちろんスペインサッカーを軸にしたサッカーです。
ただ、まだ、完全にスペインサッカーの実現には至っていないとも仰っていました。
試合を観戦すると確かに所々の立ち位置や判断の仕方が、そうではないなっていうのも感じましたね。
これは、メソッドで育っていない選手たちが、大人になって、いきなりスペインメソッドをしても、咄嗟に出る判断や立ち位置に癖が出るからです。
ですので、育成年代からトップチームまで一貫した判断基準をトレーニングすることで、トップチームのプレーモデルを表現でしようとしています。
そういうのを見ると頑張ってほしいなーと思うわけです。
スペインサッカーを好きな理由
そもそも僕がスペインサッカーを好きになった発端は、息子が小3の時に行ったサッカーサービスキャンプです。その指導法とトレーニングの進め方に感銘を受け、エコノメソッドを購入し勉強したのが始まりでした。
知れば知るほど育成年代のことを考えられており、色んな疑問が解消されました。
もちろんここからエスパニョールのカンテラの練習やバレンシア州のメソッドを目の当たりにして、それらを精査し、色んなことを紐付けていくと、エコノメソッドで購入したものは、序盤の導入部分である事を理解しました。
こうした経緯があり、スペインサッカーをプレーモデルとする奈良クラブを応援したくなるのです。
経営がそもそもサッカーサービスキャンプやバルサキャンプを運営している会社なので、どちらかというとかなりお世話になっていますのでそういうのも含めて、ですね。
なんやかんやで
ここまで色々と書いておいてあれですけど。
きっとこのブログを読んで下さっている方々で、もしかしたら気づいた方もいらっしゃるんじゃないかと思いますが。
はい。
息子のユースの進路が奈良クラブだからです。
まぁこれが一番大きいかもしれません。
というか、そうでそうでしょうね。
進路を公表して良いものかもよく分かっていませんが、ダメだったらこっそり皆さん教えてください。
後で消しますので。