Crecer FA

岡山県瀬戸内市で活動しているスペインメソッドサッカースクール

2023年1月11日攻守の6つのアクションと4つのサポート

初蹴り!

2週間空きで、久しぶりのトレーニングでした。

 

コンセプト

攻守の6つのアクションと4つのサポート

 

レーニング概要

アップ

体幹、股関節、肩関節とコーディネーショントレーニン

 

セッション1

3×3+1ポゼッション

目的、課題あり

 

セッション2

3×3+2ポゼッション

目的、課題、制限あり

 

セッション3

3×3+2ポゼッション

目的、課題、制限あり

 

ポゼッション4

ゲーム

 

レポート

セッション1

攻撃方向のないポゼッショントレーニングで4つのサポートを常に判断していくことを求めていきました。

ボールホルダーに対して、基本的に必要なサポートの人数、個人戦術による最小単位の判断(相手の状況)、それによる4つのサポートの判断を伝えていきました。

久しぶりということもあり、少々フワフワしていましたが、サポートスピードやアプローチの強度を求めると、顔色が変わり、攻守の強度が目に見えて変わりました。

まだまだ、判断が拙かったり、遅かったりしましたが、まずまずの滑り出しとなりました。

 

セッション2

このトレーニングでは、セッション1で行ったサポートに加え、守備側の行動原理、サーバーの縦のラインと縦距離による立ち位置の話もしていきました。

そして、アプローチが間に合うように強度を高めていきました。

選手たちの強度がかなり高くなり、何度もサーバーへのアプローチが届いていました。

そのパスコースを切られたアプローチに対しても攻撃のサポートをしっかりと行うことができ、とても良かったですし、緊急時と三人目のサポートを読んだ行動をとる守備の判断も良かったです。

更に攻撃は、緊急時と三人目のサポートに対応した守備の行動を逆手に取る判断も出てきていて、サッカーの駆け引きをかなり見せてくれました。

 

セッション3

セッション2で行った守備の原理原則を使いながら、更にペルムータの判断が多く出るトレーニングとなりました。

攻撃側は、2枚多くなり、前進しやすい環境ですが、2枚少ない守備側は守備アクションと強度で攻撃の前進を止めることが求められました。

守備側はペルムータが間に合うかがカギとなりますが、間に合わせるためにはライン間のバランスが必要となり、前側の選手の背後の確認が重要となります。

また、誰がどこの担当でどことどう入れ替わるのかを常に求められるので、守備側はとてもしんどかったと思います。

何度もペルムータを間に合わせて前進を止めていたので、よく頑張ったと思います。

 

セッション4

ゲームでは、5対5+1フリーマンのゲームとなりました。

3-2の2ラインシステムで、2トップに対して3バックがマッチアップする環境。

ライン間にフリーマンを配置し、どう使うか?どう守るか?を個人の判断だけでプレーしてもらいました。

攻撃側が圧倒的に有利な状況なので、シュートはアタッキングゾーンでダイレクトのみの制限がありました。

理想的な攻撃の流れがあり、前進すべくして前進し、守備のアプローチが間に合わない攻撃を何本も見せてくれました。

もちろん逆に守備側の素晴らしいハイプレスでの追い込みやハイプレスを剝がされたときにペルムータで前進を止めて、もう一度セットディフェンスに持ち込めた場面も何度もありました。

攻守の駆け引きがボールを中心に行われるだけでなく、ボールを持っていない選手の中でも行われていて、とても観ていて面白いゲームとなりました。

また、2分ごとにローテーションを行い、色んなポジションを経験していきました。

認知する角度や場所が変わっても同じ判断基準で、しっかりと役割をこなしてくれていました。