Crecer FA

岡山県瀬戸内市で活動しているスペインメソッドサッカースクール

ジュニアユース卒団式&卒団試合


ジュニアユースの卒団式&卒団試合がありました

2年2ヵ月お世話になったチームでは、色々と苦しんだこともありましたが、今思えば、とても良い経験となりました。

 

 

卒団式

10時から12時まで卒団式として、スタジアムの会議室を借りて、セレモニーが行われました。

 

選手の挨拶と感謝

選手一人一人から3年生のメンバー、後輩たち、指導者、スタッフへの感謝とエールを伝えていきました。

その後に、前もって選手一人一人が撮影したビデオで3年保護者への感謝の言葉が流れました。

何故、全てビデオでまとめて流さなかったのか、不思議に感じましたが、それもまた良い経験でしたね。

 

息子は、めちゃめちゃ緊張して喋っていて、最後の指導者への挨拶の時に

 

「指導者のみんなへ。」

 

と、語り始め(笑)

 

友達かよ(´・ω・)ノシ

と、突っ込みたくなりました。

 

表彰状授与

今回、県リーグは準優勝という結果でした。

 

途中、段々良くなってきて、四国リーグトップのチームにもボールを握って戦えていた4-1-2-3をかなぐり捨てて、4-2-3-1のサイドハーフが中央に絞る謎システムに変更して、そこに負けたか(´・ω・`)

と2敗したのが、最後まで響きました。

 

「全然機能しない」

と息子もびっくりの試合内容で、

その頃の息子は右サイドハーフでしたが、1試合通してボール触るのが守備の時とパスが数回来たかな?っていう感じ。

 

ボール奪ったら、中盤が一番多いのに中盤5人をすっ飛ばして、トップに蹴るサッカーでしたから。

それをやるなら、息子は役に立たないので、せめて息子を外して、フィジカルのある2トップにしてくれ。

と、何度思ったことか(笑)

 

その2敗後に元の4-1-2-3に戻り、最後は県リーグ優勝チームにも勝っていたので、あれが無ければ、優勝できたんですけどね。

まぁ仕方ない。

それも良い経験です。

 

代表挨拶

所属チームの代表から選手、保護者に向けて振り返りと感謝とエールの言葉を頂きました。

今年の選手たちは、息子のスペイン留学の話を交えながら、素質のある選手が多く、かなり期待した年だったようです。

しかし、コロナ禍で、チームとしてオーガナイズする期間が少なく、リーグが再開しても本当にやりたいことを表現できなかった。

そこから時間を共有していくことで、チームとして表現できることが増えてきたところで終了しました。

これからもっと。

というところで終わってしまったのが、とても残念だった。

と、お話を頂きました。

 

横断幕名入れ

歴代の卒団生の名前が刻まれている横断幕に息子たちの名前も刻まれることになりました。

とても感慨深い瞬間である。

 

が、今年の卒団生が名前を書くスペースが、めちゃめちゃ狭かった(笑)

歴代の卒団生たちが書いているデカい文字の4分の1くらいの文字で、所狭しと書かれていく選手たちの名前。

 

ギュッと詰まっていました。

 

しかし、やはりサッカー選手ですね。

スペースを管理して、選手たちの名前が均等に入るように計算しつくされた配分で書かれていました。

 

写真撮影

横断幕を掲げて、卒団生で写真を撮りました。

 

 

卒団試合

午後

卒団生 対 後輩+数名のOBで30分×4本のゲームを行いました。

それぞれ違うポジションだったりGKがフィールドプレーヤーとして参加したり、とても面白かったです。

息子は何故かずっとインサイドハーフでしたね。

 

最後に全員でPK

どの試合も卒団生が勝ち、スッキリと終わるかと思いましたが、最後にPKコールが起こり、全員でPKをすることになりました。

 

1番から順に蹴り、背番号8番の息子が蹴る。

 

ボールをセットすると、

まさかの左足で蹴る立ち位置を取りました。

 

「ん?左で蹴るんか」

 

と、思ったら、

 

タイミングを外した右足トゥーキック気味のアウトで

 

かっこよく

 

外しました(´・ω・`)ォィ

 

卒団生たちの話を聞いて、初めて気づいた選手の内情

卒団生たちのチームメンバーへの話を聞いていて、初めて知った選手たちの内情がありました。

このチームは、代表が話していたように、個性があり、我が強い選手が多かったのですが、それもあり纏まりがなく、喧嘩が多かったようです。

結構派閥みたいなものもあり、仲も良くなかったのだそうです。

 

思い返せば、帰りの車で(あー喧嘩してきたんだろうな)っていう時もあったし、派閥みたいなものがあってやりにくいみたいな話もあったように思います。

 

でも、みんな思ったことを口にして、衝突して、チームで勝つために何度も何度も思ったことを伝えることで、最後の最後に気兼ねない言動で話せる仲になったみたいです。

 

最後の卒団試合でも、歯に衣着せぬ物言いで笑い合う姿は、とても気持ち良いものでした。

 

GKがフィールドにいるときに

息子と連携が合わなかったGKが

「お前とはサッカー感が合わんわ」と、言い放つと

「うるさいわ。それはこっちのセリフ」

とか言いながら、要求を言い合い、すぐに呼吸を合わせて良い連携を作っていました。

 

こうして、ふざけながら、言い合いながら、楽しそうにやるサッカーをみて、良いジュニアユースの時間を過ごしたなと感じました。

 

2年2ヵ月お疲れさまでした。

本当にありがとうございました。

 

ここからまた始まりです。

お互い頑張っていきましょう。