知られざる戦い
アカデミーの試合は、だいたいTwitterで報告があがります。
ユースAは、どこどこと試合。そして、その結果。
それはユースBも同じです。
特にリーグ戦なんかは、得点結果も出ますので、寮に送り出している保護者なんかは、気になっていると思うので、ありがたい事ですね。
・・・普通のことかもしれませんけどε-(´∀`; )
さて、前回の記事でも書きましたが、息子は、ユースBにて、リーグ戦メンバー外となりました。
それと同じようにユースAもメンバー外の選手たちがいます。
そのメンバー外になった選手たちが混ざって、TRM(トレーニングマッチ)をしました。
ユースA+ユースBで14人くらいだったと思います。
このメンバー外の選手たちが、行う試合は、基本的にTwitter報告は上がりません。
今回は、そのメンバー外たちの知られざる戦い(TRM)を書いていきます。
奈良学園の人工芝
今回の試合会場は、奈良学園高等学校様が所有する人工芝ピッチでした。
奈良学園高等学校様は、NFAリーグ1部に所属しています。
今回はその1、2年生だと思われます。
僕も奈良のことはよく知らないのですが、たぶん合っていると思います。
息子は、右サイドとして80分をフル出場しました。(※最後10分くらいは右サイドバック)
とても良いピッチで、80分戦うことができました。
結果
前半
1-0
終始押し気味でしたが、何度となく決定機を外したり、相手GKのナイスセーブにあったりとなかなか得点できませんでした。
時にカウンターも食らって危ない場面もあり、冷や冷やしましたが、前半終了間際に先制しました。
息子は、前半に課題となっていた同サイドのスペース管理が上手くいき、デスマルケで多くのチャンスメイクとシュートを打ちました。
シュートは、恐らく5本くらい打ったと思います。
3本は、枠外で、2本はGKに弾かれました。
それでもそのシュートに至るまでの過程は、かなり良かったと思います。
2人ぶち抜いてのファーへのシュート。
誰と連携したかは分かりませんがワンツースリーくらいまで連携してのシュートはクロスバーすれすれの枠外。
ファー詰からの大ホームラン(´・ω・`)
等々シュートまでの過程はとても良かったです。
更には、課題としていた縦抜けからのクロスも何本かあり、着実に力をつけてきたなと感じたシーンが多かったです。
でも、0G0Aですけどね。
後半
6-0。
後半は、相手選手が交代していくにつれて、強度が下がり、中央がガバガバでやりたい放題になっていました。
恐らく体ができていない選手たちだったので1年生とかかな?
後半の後半になるとポコポコ点が入っていましたね。
息子はというと、裏抜けに対して、相手にポジショニングで対応されて、効果的にボールを貰うことができなくなっていましたね。
後半は、何度かボールが来たものの息子にパス自体が通らなかったです。
この辺は、デスマルケの変化が必要だったなと感じました。
恐らく、前半の感触が良かったので、裏抜け一辺倒になっていたんだと思います。
対応してくる相手に対してプレーするのが売りの息子が、自分が仕掛けることに好感触を覚えて、プレーを変化させられなかったのは、とても良い教訓になりました。
やはり自分の良さを忘れてはいけませんね。
後半でも0G0A。
予想的中
「結果残すわ」(`・ω・´)キリ
「ほーん」(´・ω・`)
(こういう時は、だいたい数字残さない時やな)
結果⇒予想的中
なんでやねん(笑)
期待を裏切ってくれ(笑)
課題は多かった
かなり大差での勝利となりましたが、息子個人で言うと課題が多かったです。
まず、守備での強度。
だいぶ、強く行けるようになりましたが、まだまだ足りないと思いました。
それは、ユースAの同ポジション(左サイド)の選手の強度を見ると、走力、スプリント力、フィジカルコンタクトのどれを比較しても、勝てていないと感じました。
それでもユースAのメンバー外なんですよね。
壁は高いね。
それから空中の競り合いですね。
これに関しては、もう息子は、小学生レベルなので、いきなりどうこうしようとも思わないですが(笑)
この二つは、この3年間でなんとかしなければいけないと思いました。
特に守備の強度ですね。
これは、早急に意識をして、改善していけたらと思います。
両サイドが対照的
左の選手と右の息子ですが、ウイングとしての能力でいうと、左の選手の方が、ウイングらしく、突破力が高かったです。
ただし、前半だけ見ると、突破した回数で言えば、右の方が多かった気がします。
なんならシュートの本数は、トップの選手と同じくらいだったと思います。
・・・すいません。
こればっかりは、息子贔屓の目で見ていたかもしれません(笑)
それくらい印象に残っていました。
ただ息子は、そのほとんどが勝った状態でボールを受けてのプレーが多かった。
左サイドの選手は、勝っていない状態でボールを受けて1対1で勝つプレーでした。
かなり対照的ですが、おそらくウイングとしては、左サイドの選手が適任なんだろうなと思います。
それに、後半の相手ディフェンスに対応されてからの息子の不安定さは、改善すべき点でもありました。
こういう時に、1対1の強さが必要になると改めて感じましたね。
息子的には
「いやーやっぱAの選手たちとやるの楽しいわ~」
「ボールも早い段階でつけてくれるし。」
「監督(ダリオ)に、ビエン!ビエン!めっちゃ褒められたし、分かりやすいし」
「楽しかったわー」
と、上機嫌でした。
・・・じゃあ、早くAに上がろうね(´・ω・`)
とは、言いませんでしたが。
こうして、息子たちのようなメンバー外の選手たちがプレーできる環境を作ってくれるのは、本当にありがたいです。
最終目標としての日々の積み上げは、忘れてはいけませんが、目先の課題も同時に解決していけるように考えなければいけません。
どちらも満たしていけるように、計画していきます。
知られざる戦いを終えて
メンバー外の選手たちは、アピールをしたい選手も多くいます。
AとBは、練習も分かれています。
それでも、チームとして、成り立っているのはプレーモデル(チームの色)がしっかりしているからだと感じました。
選手たちは、ピッチ上で前向きな声を発してチームを鼓舞していましたし、シュートを外したり、ミスをしたりしても、プレーが切れた時に手を合わせに来たりと、ポジティブな行動が多いです。
このチームが積み上げていこうとしているものは、本当に素晴らしいと、改めて思いました。
チームとして、一人一人の選手たちが、しっかりと育ってくれると良いなと思います。