チームの試合は何度も見ていますが、今回は、チーム練習を初めて観てきました。
岡山から奈良へ!息子のチーム練習を初観戦!
先週末は、仕事を早く済ませることができたので、いつもより早く自宅を出て、奈良県に行きました。
片道3時間前後かかるのですが、1番混む時間帯だったので3時間20分程かかりました。
それでも練習時間の半ば頃には間に合って半分くらい練習している様子を見る事ができました。
エコノメソッド
サッカーサービス社が提供するエコノメソッドは、スペインのカタルーニャで生まれた独自のメソッドです。
僕も6年くらい前にDVDを購入したり、実際の指導を見たりと勉強させてもらいました。
だから、CrecerFAのトレーニングの基盤は、エコノメソッドです。
今は、エスパニョールのトレーニング等も取り入れて、双方の考え方などを総合的に加味しています。
その二つを合わせたCrecerFAの独自のトレーニングメソッドが出来上がっています。
そんな中で、ジュニアユースから一貫して、トレーニングされてきた選手たちがやるエコノメソッドは、どんなものか興味があったので、見学させてもらいました。
途中からの観戦となったチーム練習を観察レポート
6×6のポゼッションをやっていましたね。
4つのグリッドがあり、各チームのゾーンの中で、課題がありました。
課題は、3本目のパスはゾーンを変える事でした。
トレーニング内容自体は、そこまで難しくはなさそうでした。
声かけとしては、切替時のプレスの考え方やボールと人とゾーンへのアプローチの役割分担をざっくりと伝えていました。
この辺の明確な判断基準は、ボヤッとしているんだなという印象。
強度的には、ボールへのアプローチ強度は高い方だと感じました。
ただし、ポゼッションの練習だったので、担当がバラバラで準備が出来ていない感じの選手がチラホラ見えました。
この辺は、恐らくユースから入ったスカウト組やセレクション組なのかな?って感じですね。
でも、やっぱりユースの選手たちがやると迫力はありますね。
観ていて面白かったです。
締めのゲームでは、4-4-2に対してのビルドアップをしていました。
前回のリーグ戦で苦戦してましたので、その辺を解消するためかな?
この辺は、課題がありますね。
足を攣る
息子は、その中で、自分でインテンシティを上げる努力をして、トレーニング中に全てを出し切れるように努めているようです。
その結果
トレーニング中に息子は、ふくらはぎ攣ってましたね(笑)
最後の締めのゲームには参加しませんでした(´;ω;`)
ゲーム進行がスペイン風になってしまう訳
その最後のゲームを観ていて、どうしてもスペインのようなゲーム進行にならない。
スペイン風になってしまっている原因だと思うものがありました。
原因は、2つ。
- 同レーンでの前進が多い。
- 継続側でのプレーが多い。
要は、縦パスから前進しようとする事が多いというか、優先順位がそうなってしまってる感じですね。
後、サイドにボールを出した時に相手の4-4-2にスライドでハメられそうになった時の回避が縦パスになるので、インサイドハーフが曲芸的なプレーで逃げるしかなくなるケースが多かったです。
プログレシオンでその状態になるのは、あまり良くないなぁと感じました。
それとサポートが継続側になっている選手が多いという事。
もちろんそうじゃない選手もいますが。
恐らく、CrecerFAに来てくれている方々には分かると思いますが、前進する度に、選択肢が減っていく現象が起きていて、それが上手くいかない原因になってました。
まぁそれは、僕がどうこういうことではないし、それがプレーモデルとして共通認識しているなら、それをやるべきだと思います。
ただ息子には、それで上手くいかない場合は、個人戦術として切り替えて、問題を解決すべきだとは、伝えました。
ただ前のトレーニングは、ゾーンを変えるトレーニングをしていたので、最後のゲームでは、ゾーン変えるプレーがもっと出たらよかったのになーと思いました。
話がズレた
分析の話に脱線してしまいました。
トレーニング自体は、認知と判断が要求されていましたし、プレースピードが必要で、良いトレーニングだなーと思いました。
強度も高く(でも、もっと高くして欲しい)、良い3年間を過ごせそうです。
息子的には
充実したトレーニングとなっているようです。
基本的には、自主練ができなくなるくらいの強度でやることを目標にやっているようですね。
今回は、かなり調子が良かったらしく、そのまま調子に乗って、飛ばしまくった結果、足を攣るという結果になってしまったようですが。
プレースピードは、早いですね。
ただシンプルに早いっていうわけではなく。
答えに対してのプレースピードですね。
シンプルにっていうのは、誰にでもできますが、答えに対して早くプレーするのは、難易度が全く違います。
ボールの配給にしても、ベストではないものもありますが、グッド、ベター以上の判断はできていたと思います。
それを可能にしていたのが、ポジショニングの一歩の拘りと体の向きだったと思います。
ただ技術的なミスは、そこそこありましたね(笑)
トレーニング後に
「相手ラインからのポジショニング調整がめっちゃ良かったね。」
って、褒めると
「んー。全然考えてなかったわ。意識せんでもできる俺最高やな。」
と、全然拘ってなかったですね(´・ω・`)
まぁ言葉通りに受けるのであれば、意識しなくてもできるレベルになっているので、本当に積み重ねたものが、実を結んでいるんだなと実感しています。
課題は、相変わらず、フィジカルコンタクトと技術的な精度ですね。