チーム練習を見学した二日後に京都にてTRMがありました。
今回は、その時の息子のプレーについて感じたことを書いていきます。
TRM概要
大谷高校U-16様と40分×3本かな?
人工芝ピッチのとても良い環境でTRMをさせて頂きました。
スタメン組
2本やって2-4で敗戦でした。
立ち上がりいきなり完全に突破されて綺麗に1点を奪われました。
その後は、五分五分の内容だったと思います。
が、やはり4-4-2のブロックに対して、プログレシオンが上手くいってなかったですね。
立ち位置とボールの進行が、前回書いた問題点の通りで、そのまま解決できずにプレーしていました。
緊急時のサポート役と三人目のサポート役の使い方をゾーンを広く使えるように変えればいいのにと感じました。
曲芸的なプレーで相手のプレスをかいくぐれた時は、ミドルラインを突破することができていましたが、上手くいかない時は、カウンターを食らっていましたので、やはりリスクの方が大きかったと思います。
スタメン組の課題ですね。
というか、指導者の課題ですかね。
4-4-2のブロックに対しては、解決方法がそれなりにあるので、チーム戦術で行うのかグループ戦術で行うのかは分かりませんが、トレーニングしてほしいなと思いました。
息子の出場時間はわずか24分
TRMでの出場時間としては、短い(笑)
と、思いましたが、僕的には、二日前に足を攣っていたので、それくらいの出場時間で十分だと思いました。
この辺の話も息子が、TRMが終わって帰ってきたときにコーチに
「トレーニングで足攣ってたから今日は短めね。」
と言われたようです。
言い方的に懲罰的な感じにも取れますが、こうやって選手の管理をしてくれるのは、とてもありがたいですね。
懲罰的にというのは、うちのチームは、自主練を嫌ってて、「足が攣ったりするのは、自主練をやって疲労がたまっているからだ」と結構きつめに言われるからです。
息子はトレーニングの半ば過ぎに足が攣ったので、それはかなり嫌われます。
まぁ結果的には、適切な出場時間だったと思うので、僕的にはオッケー(笑)
息子的には、出たくて出たくてムズムズしたみたいですけどね。
24分で見せた息子の可能性
最近は、息子のサイドも少しずつ可能性を見せるようになってきました。
大きな特徴として、勝った状態でボールを受けること。
個人戦術でいうと、アンプリトゥとプロフンディダの調整、デスマルケの解決行動が、ほぼほぼ完ぺきだったと思います。
相手のサイドバックと1対1になったことは、ほぼありません。
カバーのCBをつり出してからのプレーをサイドで作れるのは、とても良いと思いました。
褒められるのは違う選手
こうした個人戦術を使って勝った状態でボールを受けた時に褒められるのは、パスの出し手です。
うちのチームでも同じ。
きっとこの辺が評価されないポイントでもあるんだろうとは思います。
スタメン組を見ても、1対1が強い選手が選ばれているので。
ボールを持って勝つのも、持たずに勝つのも一緒だと思うんですけどね。
ほとんど1対1をしない息子は、チームでの求められるプレーとは違うんだろうなと前々から思っていました。
ただ、息子のサイドは、フィナリサシオンまで突破しますし、前進しながらCBのカバーが出ないといけない状態を多く作っています。
息子は、個人戦術で勝ったり、連動して勝つことが多いです。
仕掛けて勝つのも1タッチか2タッチ目で抜いてしまうので、1対1をしている感じではないです。
ボールを受ける前に勝つ努力とボールを受けてから最適解を選ぶ判断力でのプレーがこのTRMで出ていました。
きっと傍から見ると、とてもシンプルなので、誰でもできそうに見えるのでしょうけど(´・ω・`)
親の贔屓目で見ても、確かに派手ではない(笑)
もちろん。
1対1のレガテは必要なので、その辺は、自主練してます(笑)
自主練するのは嫌われるんですけど。
苦手なプレーを求められる以上は、自主練で解決するしかないので。
息子に聞いたTRMでのベストプレー
基本的には、いつも聞くんですけど、僕が思ったプレーと微妙に違うプレーを上げてきます。
やはり傍から見ているのと実際にやっている選手の細かいところの感じ方が違うんでしょうね。
今回は、守備の縦切の伏線からの意図的誘導でのプレーを息子は話してきました。
基本的に息子は、守備のアプローチの時に縦切をします。
チームにサイドを変えさせる意思表示をあからさまにします。
相手サイドバックに対して、ボールを奪いに行くことはほとんどしません。
息子の立ち位置は、相手のサイドハーフのパスコースを切って、自分の担当のサイドバックにボールが出たら、縦切をして、サイドを変えさせます。
だから、ほとんど左サイドから攻められることはないです。
この試合では、そんなループが出来上がる中で、何度も縦切りをした息子は、いつも通り縦切りのアプローチをしますが、その強度を緩めて、相手の右サイドハーフのパスコースをやんわり空けました。
すると、相手の右サイドバックはここぞとばかりに右サイドハーフにボールを当てに来ました。
息子は縦切りのポジションにいるので、相手のサイドハーフとの距離は近いです。
相手のサイドハーフにボールが入ると前進を止めるために、味方のサイドバックがプレスに行きます。
そして、息子がプレスバックに行き、挟み込みます。
この一連の守備は、息子の縦切りとそれを伏線にした意図的誘導だと話してくれました。
「意図的にボールを動かせたときは、気持ちいい」
フィジカルが弱い息子は一人でボールを取りきることができませんので、こうした数的優位に追い込むことが必要になります。
この話を聞いて、息子も色々と考えているんだなーと感心しました。
CrecerFAで、この守備時の意図的誘導に一度ハマった時期があって、守備の面白さを息子が語っていたのを思い出しました。
まとめ
何となく書き始めた今回のブログですが、いつも書いてることと変わり映えのないことを書いてるなーと、書いてる途中で気づきました(笑)
ただ、プレー自体は、成長しています。
守備の強度も苦手なレガテも。
ウイングの立ち位置の調整も個人戦術の使い方や判断も。
合流当初からすると、自分の良さは残しつつも、かなり変わったと思います。
このまま成長してくれたら嬉しいです。
因みに足を攣ったのは、その日1500m走があって、その疲労だと豪語していました(笑)
なんの言い訳やねん(´・ω・`)
ということで、今回はこの辺で。