Crecer FA

岡山県瀬戸内市で活動しているスペインメソッドサッカースクール

課題にしていたレガテの成長と息子の選択を見れたTRM

 

 

公式戦後のTRM

30分×2本

1本目 左ウイング(2アシスト)

2本目 後半20分くらいから左ウイングで途中出場

 

1本目

左ウイングで出場しました。

現在の課題(今回の課題は置いといて)としては

 

  • 逆サイドが前進した時のエリアに侵入し、ファーポストに詰める
  • 1対1で戦術的対応をされた時の(レガテの)選択肢
  • 守備の強度
  • 胸トラ

 

です。

 

守備の強度的には、体の切れが落ちているので、少しいつもより物足りなかった気がしますが、気になるほどでもありません。

このまま意識し続ければ自然と上がってくると感じています。

 

胸トラに関しては、今回は、あまりそんな場面はありませんでした。

裏への抜け出しや足元で受けることが多かったです。

 

エリアへの侵入はほぼほぼ出来ていましたし、そこから怒涛のカウンターを食らってもしっかりと自陣のエリアまで戻って守備をしていました。

 

 

今回の成長を見せた課題

さて、その中でもレガテの課題に対しての息子の答えを見させてもらいました。

最近は、一緒に練習する時間がなかった中で、息子自身が自主練を積み重ねた結果。

 

今日のTRMは全てカットイン。

面白いようにカットイン。

何があってもカットイン。

馬鹿の一つ覚えのようにカットイン。

 

でした(笑)

恐らく中央を切られてもカットインできるように練習してきたんだと思います。

でも、一応聞いたんです。

 

「今日は、カットインしかせんかった?」

「おう。」

「縦の突破は、意識せんかったん?」

「今日は、中央を対応されてもカットインを無理やり通した。」

 

もう息子の言う通り見たまま全てカットインでした。

こいつこれしかできんのやろな。

って、思われてもカットインを通していました。

 

 

カットインの種類

僕が見たまんまの感想を言うと絡繰り的には、

 

  • スピードに乗ったまま減速せずにカットイン
  • タイミングを16分の1ずらす。
  • カットインのアウトサイドカットのボール角度をマイナス気味にしつつも減速を最低限に抑える。

 

だと感じました。

 

 

息子のレガテは至ってシンプルで、トップスピードに乗って、相手が近くなったらスピードは落とさず足のステップリズムを細かくします。

その変えたリズムでそのままアウトサイドでカットインします。

この時には、カットインする足で方向転換するので、方向転換するタイミングがズレます。

トップスピードのままタイミングをずらしてカットインしますので、初見は、ほぼ抜けます。

 

他には、カットインするアウトサイドカットをシザースに変えて、その足が降り切る前に軸足でスキップしてインサイドでボールを弾いてカットインします。

 

最後のオプションは、アウトサイドカットの角度をマイナス気味にすることで相手の足が届かないところに置きつつ、自分のスピードにブレーキをなるべく掛けないようにしてカットインしていました。

少し相手から離れるようなカットインですね。

マイナスに行くのでどうしても減速してしまいますが。

 

 

 

 

短期決着

息子の1対1の勝負は、すぐ終わります。

時間をかけても1フェイントだけです。

ボールを受けたら基本的には、相手に正対して、トップスピードで突っ込んでカットイン。

 

これだけです。

 

「縦にボール運ばないの?」

って聞くと、コーナーエリアの優先順位は低いんや。

と、育成年代のスペインの話。

 

基本は中央突破。

行けるならゴールに向かう。

出来ないなら優先順位の低いコーナーエリアを使う。

 

ゴールエリアに選択肢を与える方が良い。

だからカットインからシュート、スルーパス、セグンドパウの選択肢を作る。

 

 

デスマルケも同じ

いつも斜め(ゴール側)にデスマルケをする息子。

今日はコーチも斜めに走れと言ってた。

 

でも、みんなの意識は違う。

コーナー側にボールを蹴る。

 

息子が斜めに走るためのスルーパスや浮き球を要求しても

味方は「俺は、縦(コーナーエリア)がええと思ってる。」と返される。

 

息子の欲しいボール

恐らくここに蹴るのが難しいのかな?

コーナー側なら先に触りやすいので安全に前進できるんですよね。

だから、分からないでもないです。

 

 

でも、ここで相手に勝った状態でボールを受けることができれば、ゴールに直結する。

フィナリサシオンのプレー原則の中にも意識してプレーするエリアがあります。

ボールホルダーもオフザボールのプレーヤーもニア、ファー、PKスポットのシュートゾーンに対してプレーするのが望ましい。

 

これが、難しそうならコーナーエリア。

という、意識が息子の中では大きそうです。

 

 

 

 

まとめ

きっとカットインもデスマルケもそれだけ拘れば効率が悪いことにもなりますが、そこは判断をより良くすることで解決していきたいですね。

とりあえず、TRMなので、とにもかくにもカットインを強化してきたのは、納得しました。

もちろん公式戦は縦の突破もやってるそうですけど。

なんか今日のTRMはカットインの気分だったそうです(笑)

 

新たな課題にも取り組みつつ、出来上がりつつある武器を更に磨いていく時期ですね。

やることいっぱい(´・ω・`)

 

息子も一定の感触は掴みつつも、少し体が動かなくなってきているのを感じているので、体のメンテナンスをしっかりとやって、ベストな状態に近づけていこうと思います。

今回は目に見えて股関節が硬くなっていたので、腸骨筋と大腰筋を手技で緩めつつ、外転内転、外旋内旋の動きを使ってほぐしていこうと思います。