(息子Jr.Y時代)
さて、先日チーム分けはどうなった?で触れた低評価の息子の立ち位置が何故良かったのか?というのと、TMについて書いていきます。
低評価が何故良かったのか?
低い評価を受けることは、当然ながら落ち込むことかもしれません。
しかし、息子がセレクションでチームに選ばれたということは、当然、一定の評価を得ているということです。
そのため、息子が不要な選手という事にはなりません。
ポジティブな解釈をするのであれば、「今は、自分の力をつけるべき時だよ」って声かけられているのです。
と、まぁそんな理由付けです。
息子は実際にインサイドハーフからウイングにコンバートしています。
これは、セレクション時の希望ポジションで既にウイングにしてます。
だから、クラブの監督やコーチは、息子がインサイドハーフの選手ということは知らないです。
息子のプレースタイルを良さを半分削っている状態なので、評価が高いわけない。
半分削っているプレースタイル
どういう事?
元々息子は360度の認知と前進側の180度へのプレーで答えを探すのが上手い選手であり、右も左も前進もできる選択肢の多い状態が得意な選手です。
だから、二人に囲まれてもボールを取られることは少なかったです。
ウイングになってからは使えるのは180度であり、前進側のプレーエリアは90度だけしかありません。
選択肢が少ない状態の息子は、正直言って微妙です(笑)
息子のプレーが好きな僕が見ても・・・・いまいち(´・ω・`)
だから、独力ではなく周りの選手と連携しないと突破できない選手なんです。
数的同数でどう勝つかってのは、本当に上手いなと思っています。
それは、息子の最大の武器ですね。
プログレシオンやフィナリサシオンのゾーンで前進やゴールのためにウイングでゲームを作っているような感じのプレーです。
チームにそういうプレーの提示はできたと思っています。
思っていますが・・・・。
チームがウイングに求めている力
ウイングに入っている選手のほとんどが独力で突破できるスキルと身体能力を持った選手たちです。
まぁほとんどのチームがそうなんでしょうけど。
で、最近になって気づきましたが、ウイング候補もめちゃめちゃ多い(笑)
息子は、その中でも独力の突破力でいうと断トツの最下位ですね。
元々1対1のスキルが低いうえにフィジカルも微妙なので、
勝てる要素が少ない。
ただ突破力を高める必要があるという事は、息子も感じていました。
この辺が、かなり苦労しているところです。
そんなこんなで、久しぶりにドリブルを練習する日々を送っております。
何年ぶりでしょうね。
レガテの練習するのは(´・ω・`)
息子の良さはそのままに
ただし、息子の良さを活かした1対1を模索しております。
息子の良さは、判断の良さだと思っています。
ですので、勝てる時に勝負し、負ける時は、周りと連携する。
そして、早く仕掛けること。
これらが、息子らしいウイングなんじゃないかと考えています。
とりあえず、試行錯誤です。
自分のプレースタイルを築き上げる時間
低評価で当たり前だし、一番下でじっくりと自分のウイングのプレースタイルをつくっていけるのは、本当にありがたいです。
こう言っては何ですが、対戦相手もそこまでの強敵はいません。
生の相手に実際にトレーニングしたことを試せるのは、とても大きいです。
この間のTM
TMでは、高校3年生とはいえ、県3部でした。
見ていて、そこまで弱いということもなかったので、本当にちょうど良い相手でした。
そして、AチームやBチームの選手たちは、1試合を20人で回していましたので、ほとんどの選手が半分出れば良いくらい。
でも、息子のCは、11人ギリギリなので、ほとんど1試合こなすことができました。
Bチームの選手で出場時間が少ない選手が何名かこちらに回ってきていましたので、フル出場とはなりませんでしたが、息子は、前半左ウイング、後半途中まで左ウイング⇒ラインズマンに交代⇒右ウイングと、多くの時間を出場し、多くのボールを受けてプレーできていました。
まさにこれが僕が思っていた下のカテゴリだからこそのメリットです。
練習したことを試してみた
息子は、右でも左でもカットインが得意です。
というか、それしかできません(笑)
恐らく中央でのプレー選択肢が好きだからなんでしょうね。
寝ても覚めてもカットインとワンツー。
そこで、ずっと意識していたことは、コンドゥクシオン パラ プログレサール(縦に前進するドリブル)。
それとコンドゥクシオン パラ ディヴィディール(ディフェンスの間に割って入るドリブル)です。
縦の突破は、結構様になってきたなーという感触があってからのTM。
そして、TMの前日には、
独力で相手のラインを2つ超えれる選手になろう。
と話していました。
TMでの前進率は本当に高かったです。
それは、連携とカットインがほとんどを占めていましたが、縦の突破からラインを2つ超えるシーンを作ることにも成功しました。
この時に自分でもう1人カットインでかわしてシュートもあったけど、エリア内にフリーが2人いたから、そっちを使ったと言ってました。
しかし、ゴールに入ることはなくアシストは付かなかったです。
残念。
ただ、課題としていた縦の突破と2つのライン越えを試合で体験できたことはとても大きかったです。
このまま今の環境のメリットを最大に活かし、時間を大切にして、じっくりとプレースタイルを練り上げていこうと思います。
全く別の話
チームの先輩で二人守備力の高い選手がいます。
息子は、
「その2人は、抜ける気がしない。
対峙しただけで分かる。
今は勝てない。」
何故そう言い切るのかは本人にしか分かりませんが、それもまた直近の目標として、加えられることになりました。