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EURO2024:スペインが史上4度目の優勝!!各誌ベスト11と決勝採点レビュー(BBC&MARCA)

EURO2024はスペインが史上4度目の優勝で幕を閉じましたね。

どの大会でもスペイン(日本がいたら日本を応援してますよ)を応援しているので、率直に嬉しいです。

全51試合で計117ゴール(1試合平均で2.30点)と、前回大会(142得点)から得点数が減少した大会と言う位置づけがどういう意味なのかと言うのは、色々と考えられると思いますが、そこはいったん置いときます。

 

 

 

EURO2024表彰

 

優勝:スペイン

 

 無敵艦隊!!!』

・2-1:活気に満ちた決勝戦の末に、スペイン代表が4度目のEURO制覇

・スペイン、文句なしの王者に

・オイアルサバルが歴史に残るゴール(86分)で、パルマーの同点ゴール(72分)による均衡を破った

・ニコは先制弾を決め(46分)、マン・オブ・ザ・マッチに

・ロドリは負傷交代も大会MVPに ・ジャマルは最優秀若手選手に

引用記事:https://football0423.blog.fc2.com/blog-entry-6115.html

 

 

  • 大会MVP:MFロドリ(マンチェスター・C)
  • 得点王通算3ゴール:FWダニ・オルモ(ライプツィヒ)代表受賞

    ※同率6名コーディ・ガクポ、ハリー・ケイン、ジョルジュ・ミカウターゼジャマル・ムシアラ、イヴァン・シュランツ

  • ベストヤングプレーヤー(最優秀若手選手)賞:FWラミン・ヤマル(バルセロナ)

 

スペインのラミン・ヤマル選手は、表彰はないものの4アシストで単独アシスト王。

初戦クロアチア戦で16歳338日の最年少出場記録。

準決勝フランス戦で16歳362日の大会史上最年少ゴール記録。

 

 

 

各誌ベストイレブンの発表

EURO2024のベストイレブンが発表!! 優勝国スペインから17歳ヤマルら最多6人

欧州サッカー連盟(UEFA)は16日、テクニカル・オブザーバー・チームが選考したEURO2024のベストイレブンを発表した。

 

優勝したスペイン代表からは最多の6人が選出された。

大会MVPのMFロドリやベストヤングプレーヤー賞に輝いた FWラミネ・ヤマルのほか、DFマルク・ククレジャ、MFダニ・オルモ、MFファビアン・ルイス、FWニコラス・ウィリアムスが名を連ねている。

テクニカル・オブザーバー・チームは12人の元選手と指導者で構成されている。

同チームはベストイレブンの選考にあたり、大会で最も使用されたフォーメーションの一つとして4-3-3を選択したという。

以下、ベストイレブンとテクニカル・オブザーバー・チームのメンバー

 

 

▽GK

マイク・メニャン(フランス)

 

▽DF

カイル・ウォーカー(イングランド)

マヌエル・アカンジ(スイス)

ウィリアン・サリバ(フランス)

マルク・ククレジャ(スペイン)

 

▽MF

ロドリ(スペイン)

ファビアン・ルイス(スペイン)

ダニ・オルモ(スペイン)

 

▽FW ラミネ・ヤマル(スペイン)

ジャマル・ムシアラ(ドイツ)

ニコラス・ウィリアムス(スペイン)

 

■テクニカル・オブザーバー・チーム

アリョーシャ・アサノビッチ(クロアチア)

ラファエル・ベニテス(スペイン)

フランク・デ・ブール(オランダ)

パット・ボナー(アイルランド)

ファビオ・カペッロ(イタリア)

ジャン・フランソワ・ドマーグ(フランス)

アブラム・グラント(イスラエル)

アイトール・カランカ(スペイン)

イオン・ルペスク(ルーマニア)

デイビッド・モイーズ(スコットランド)

マイケル・オニール(北アイルランド)

オーレ・グンナー・スールシャール(ノルウェー)

引用記事:EURO2024のベストイレブンが発表!! 優勝国スペインから17歳ヤマルら最多6人

 

 

英公共放送『BBC

ルイス・デ・ラ・フエンテ監督の的確なチーム作りや采配により、チームとしてハイレベルに機能した「ラ・ロハ」は、前回王者イタリア、開催国ドイツ、優勝候補筆頭フランスの他、EUROやワールドカップの歴代ファイナリストであるイングランドクロアチアといった難敵を次々に撃破した末に、歴代最多の15得点を記録し、史上最多4度目の大陸制覇を果たした。

決勝の対戦相手となったイングランドの母国メディアである公共放送『BBC』は、データ専門会社『Opta』の指数を基にした「大会ベストイレブンを以下のように選定した。

 

 

GK:ジョルジ・ママルダシュビリ(ジョージア

RB:ジョシュア・キミッヒ(ドイツ)

CB:マヌエル・アカンジ(スイス)

CB:マーク・グエイ(イングランド

LB:マルク・ククレジャ(スペイン)

CM:トニ・クロース(ドイツ)

CM:ファビアン・ルイス(スペイン)

RW:ラミネ・ヤマル(スペイン)

AM:ダニ・オルモ(スペイン)

LW:ニコ・ウィリアムス(スペイン)

ST:コディ・ガクポ(オランダ)

 

 

『SofaScore』

各試合で様々なデータを集計した上で全選手を10点満点の採点で評価してきたデータ専門サイト『SofaScore』は、最も高い数値を記録した11選手をチームにして紹介。

 

 

GK:マイク・メニャン(フランス)

RB:ジョシュア・キミッヒ(ドイツ)

CB:ルベン・ディアス(ポルトガル

CB:アントニオ・リュディガー(ドイツ)

LB:マルク・ククレジャ(スペイン)

CM:トニ・クロース(ドイツ)

CM:ファビアン・ルイス(スペイン)

RW:ベルナルド・シウバ(ポルトガル

AM:ダニ・オルモ(スペイン)

LW:コディ・ガクポ(オランダ)

ST:キリアン・エムバペ(フランス)

 

 

スポーツ専門チャンネルESPN

 

GK:ジョルジ・ママルダシュビリ(ジョージア

RB:ジュル・クンデ(フランス)

CB:アントニオ・リュディガー(ドイツ)

CB:ジャカ・ビヨル(スロベニア

LB:ヌーノ・メンデス(ポルトガル

CM:ロドリ(スペイン)

CM:タイヤニ・ラインデルス(オランダ)

RW:ラミネ・ヤマル(スペイン)

AM:アルダ・ギュレル(トルコ)

LW:ニコ・ウィリアムス(スペイン)

ST:ニクラス・フュルクルク(ドイツ)

 

 
スポーツ専門チャンネルESPN』「残念な」選手11名

GK:アンガス・ガン(スコットランド

CB:ヨシプ・シュタロ(クロアチア

CB:マクシミリアン・ウーバー(オーストリア

CB:ライアン・ポーテアス(スコットランド

RM:フェデリコ・キエーザ(イタリア)

CM:アントワーヌ・グリーズマン(フランス)

CM:ドミニク・ソボスライ(ハンガリー

LM:ジョン・マッギン(スコットランド

FW:クリスティアーノ・ロナウドポルトガル)F

W:キリアン・エムバペ(フランス)

FW:ベニャミン・シェシュコ(スロベニア

 

引用記事:英公共放送『BBC』はスペイン勢5人、イングランドからはわずか1人! 各国メディアが選んだEURO2024「大会ベスト11」の顔ぶれは!?(THE DIGEST)

 

 

スペイン紙MARCA(マルカ)

 

以下、スペイン紙発表のベストイレブン

 

GKバルト・フェルブルッヘン(オランダ/ブライトン)

DFフェルディ・カドゥオール(トルコ/フェネルバフチェ)

DFダビド・ハンツコ(スロバキア/フェイエノールト)

DFジャカ・ビヨル(スロベニア/ウディネーゼ)

DFアンドレイ・ラティウ(ルーマニア/ラージョ)

MFミシェル・アエビシェール(スイス/ボローニャ)

MFティジャーニ・ラインデルス(オランダ/ミラン)

MFアルダ・ギュレル(トルコ/R・マドリー)

FWダン・エンドイェ(スイス/ボローニャ)

FWジョージズ・ミカウタゼ(ジョージア/メス)

FWバルシュ・ユルマズ(トルコ/ガラタサライ)

 

引用記事:「彼をもう1シーズンそこで見るのは奇妙だ」スペイン紙がEUROで飛躍を遂げた11人を選出! トルコから最多3人

 

 

 

EURO2024決勝のBBC NEWS JAPANレビューとスペイン紙MARCA(マルカ)

サッカー欧州選手権、スペインが優勝 イングランドは2大会連続で優勝逃す

BBC NEWS JAPANでは、スペインの優勝と共にイングランドが2大会連続で優勝を逃すことも書かれていました。

 

サウスゲイト監督、またも優勝逃す

主要タイトルを得られないという大きな溝を乗り越えようとしたイングランドの希望は、ベルリンでの厳しい試合で、格上のスペインを前にしてかなわなかった。

有名なスタジアムは、長年の「あと一歩」がついに終わると信じたイングランド・サポーターの白い海に包まれ、その数はスペイン・サポーターを圧倒的に上回っていた。

そして試合終了17分前、パーマーが試合の流れに逆らい、スムーズにゴールを決め、イングランドが同点に追いついたとき、その確信は大いに高まった。

今大会のスロヴァキア戦、スイス戦、オランダ戦で見られたような逆転劇を、サウスゲイト監督率いるイングランドが実現しつつあると大勢が感じていた。

しかし、今回ばかりは逃げられなかった。オヤルサバルが決定的な一撃でイングランドの隙を突いた。

今大会を勝ち進んできたスペインならではの面目躍如だった。

イングランド側は、デクラン・ライスとマーク・グエヒが終了間際にヘディングシュートを放ったが、ライスはキーパーのウナイ・シモンに、グエヒはダニ・オルモにクリアされ、イングランドの苦悩はさらに深まった。

オルモはこのクリアを優勝の瞬間のように喜んでいたし、実際その通りだった。

イングランドの不幸は、この数秒後に確定した。

 

若手の活躍がスペインを勝利に

スペインは、ウィリアムズとラミネ・ヤマルという、2人の類まれな若い才能を信頼することで、欧州サッカーの頂点に返り咲いた。

両者共に、イングランドにこの特別なトロフィーを取られないよう、重要な役割を果たした。

ウィリアムズは、最初のホイッスルが鳴ったときからエネルギーと信念をみなぎらせていた。

ヤマルから先制ゴールのチャンスを与えられた際も、確実にゴールを決めた。決勝の前日に17歳の誕生日を迎えたヤマルは、またしても年齢以上に成熟したプレーで、常にイングランド脅威となった。

ヤマルは今大会のベストヤングプレーヤー賞に選ばれ、22歳のウィリアムズはこの決勝でマン・オブ・ザ・マッチに輝いた。

2人はベルリンで、スペインのルイス・デ・ラ・フエンテ監督の信頼に見事に応えた。

引用記事:サッカー欧州選手権、スペインが優勝 イングランド2大会連続で優勝逃す - BBCニュース(一部抜粋)

英語記事:England 1-2 Spain: Euro 2024 final heartbreak for England as late Spain goal secures fourth European Championship - BBC Sport

 

 

 

 

スペイン紙MARCA(マルカ)の決勝採点

同紙の採点は通常3点が最高だが、チームをしっかりとまとめ上げて優勝に導いたスペインのデラフエンテ監督の手腕を最も高く評価。本当に素晴らしいパフォーマンスを発揮した時にだけに与える4点をつけた。

 

スペイン

3点

カルバハル、ラポルテ、ククレジャ、ダニ・オルモ、ニコ・ウィリアムズ、スビメンディ、オヤルサバル

 

2点

ウナイ・シモン、ル・ノルマン、ロドリ、ファビアン・ルイス、ヤマル、モラタ

 

1点

ナチョ、ミケル・メリーノ

 

 

イングランド

3点

パーマー

 

2点

サウスゲート監督、ピックフォード、ストーンズ、ベリンガム、サカ

 

1点

ウォーカー、グエイ、ショー、ライス、メイヌー、フォーデン、ワトキンス、トニー

 

0点

ケイン

 

引用記事:【ユーロ】スペイン紙がファイナリストの選手・監督を採点 唯一の最高点に輝いたのは… - 海外サッカー 

 

 

 

終わってみれば、7戦全勝で死のグループと言われたアルバニアクロアチア、前回王者イタリアを撃破し、トーナメントでは、伏兵ジョージア、ドイツ、フランス、イングランドと史上最も難しい優勝と言われてもおかしくない試合ばかりでした。

 

試合運びとしても、スペインと言えば、というプレーモデルをそのまま体現しつつ、状況に応じた戦術で組織としても個としてもしっかりと輝いていたと思います。

ジョージア、フランスでは、先制されても動じず、スペインらしさのまま逆転。

ドイツ、イングランドでは、追いつかれ、追い上げられても動じずスペインらしさで、勝ち越し逃げ切り。

ポゼッションと言っても、ダラダラとボールを繋いでいる訳ではなく、どんな場面でも組織として、前進し、個人を輝かせ、ゴールに迫っていました。

 

若手の育成も順調で、ベテラン、中堅、若手ととてもよいサイクルで代表が形成されていたように思います。

そうしたメンバーでの優勝できたことも大きいですね。

今後もスペインを応援していきたいと思います。