さて、息子は、7月中のセレクションや練習参加を終えて、捻挫のこともあり、リハビリをメインにゆっくりとしています。
8月中に結果が出るので、それまではゆっくりと体を作っています。
本題のセレクションを経て必要だと思った事を書いていきます。
セレクションと練習参加
ポジションのご縁
まず、前提として書いておかなければいけないのは、ユースのセレクションでは、ほぼ合格はないということです。
というよりかは、ご縁があるかどうかですね。
どういうことかというと、ジュニアユースからの昇格とスカウトで連れてくる選手のポジションとかぶっていたら余程のことがない限り合格はないです。
希望のポジションが空いていたらチャンスはあります。そういう訳でご縁があるかどうかは、そのチームのポジションの空き状況次第ですね。
セレクションは割り切りが必要
それからセレクションは、その他大勢が集まるので、ゲームでは、いまいちな試合内容となります。もちろん希望のポジションでプレーできるかどうかは分かりません。
その中で目立つプレーをしようと思うと、フィジカル的な優位性や個人技術の優位性など一芸がある方が目立ちますので、合格しやすいです。
セレクションってそういうものなので、割り切って受けた方が良いです。
とても良くプレーできたから合格できるものでもなく、そこそこのプレーでも合格できたりするものです。
これが前提としての話です。
まず、息子に関して言うとお世辞にも技術が高いわけでもなく、身体能力が高いわけでも無い。ボールを持っていない時のアクションや判断、プレースピードが武器の選手はセレクションで合格をもぎ取ろうとするのは、ほぼ不可能です。
ですので、とにかくそのチームへの練習参加をする事が重要になります。
練習参加の方法
そのチームのユースの練習に混ざり、トレーニングへの理解度や紅白戦などでの自身の立ち位置や判断などを見せる事で、そのチームとは違う要素を見せる事ができます。
練習参加の方法は、いろいろあると思いますが、
- スカウトで呼ばれる。
- チームの代表者、指導者の繋がり。
- 選手自身と相手側指導者の繋がり。
- 外部の紹介。
- 選手個人でチームに直接連絡する
などがあります
息子の5月〜7月の練習参加に関しては、ほとんどが個人の繋がりと息子の代理人による紹介での繋がりでした。
もちろん、その個人での繋がりも利用しますが、そこに自チームの代表の方の力もお借りします。
今回、色々と面倒を見て下さった自チームの代表には本当に感謝しております。
もし、この8月中で決まらなければ、チーム代表の繋がりでなんとか他のチームの練習参加お願いしようと思っています。
そうなってくると個人の繋がりがないので、アドバンテージがほとんどない状態での練習参加になるので、厳しい戦いになるだろうなと思います。
練習参加での可能性とメリット
こうした練習参加での合否も難しいものがあります。
1番可能性が高いのは、スカウトからの練習参加です。
なぜなら、チームに欲しい選手、チームに足りない選手、チームの選手レベルを把握しているからです。
ただし、スカウトされて一発合格でもない限り、確実とは言い切れないです。練習参加して在籍選手と比較されて必要ないのであれば、スカウトされても不合格になることもあります。
その他のコネを使っての練習参加に関しては、セレクションと同じような確率だと思います。まず、ご縁があるかどうかっていうのは大きいです。ただ、そのチームのオーガナイズされた練習に参加できるのは、セレクションとは違い、大きなメリットがあります。
個人で参加した場合、その他大勢を全員視るわけではなく、練習参加している選手は1人~少人数なので、見てもらえる時間は長くなりますし、違う環境、違うレベルの練習なので、いつもとは違う刺激をもらうことができ、有意義な時間を過ごすことができます。
実際に練習参加して感じたこと
練習参加でも個人戦術や集団プレー戦術、判断力やプレースピードは評価され難い現実を今回改めて感じました。
やはり必要なのは、フィジカルとテクニックだなと。
日本で上を目指そうと思ったら、これは本当に重要な事です。
フィジカルは、まず、体を大きくすること。それと身体を自由自在に操れるようにする事(コーディネーション能力)。身体能力の向上(走る速さや方向転換の早さ)。テクニックな関しては、止める、蹴る、運ぶ。の3つを色んな刺激を考えながら練習して、日々積み重ねていく事が大切です。
それプラス、ある程度のポジショニングができれば良いんじゃないでしょうか?
海外を目指す選手
ただスペインを目指すなら、原理原則は必須です。日本のサッカーでやる立ち位置や体の向き、ボールの置き方では、そもそもボールは出てきません。
ドイツやフランスは、個人主義だったり、1対1に積極的なので、日本人はある程度合うと思います。
そういう違いはありますので、海外を目指す選手は、目指している国のサッカースタイルをあらかじめ勉強して、日本のスタイル+その国に必要なことを身に着ける必要があります。
まとめ